逆子を治すために温める場所

“自宅で簡単にできる”逆子を治すために温める場所【4選】

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

 

逆)妊婦さん
自宅で逆子のセルフケアをしたい..温めるといいって聞いたけど、温める場所はどこ?

 

こういった疑問に答えます。

 

 

目次

  1. 【自宅でできる】逆子を治すために温める場所【4つ】
    - 上腹部/下腹部/足首/仙骨の4つ
  2. 温める場所の【注意事項】
    自宅でお灸をする際の熱さの【注意事項】

 

実は逆子、逆子治療は科学的根拠がありません。

なぜ逆子になるのか、なぜ逆子治療で逆子が治るのか科学的に原因はわかっていません。

なので、私が施術をした「逆子が治った実例」を基に、私なりの仮説を解説していきます。

あくまで「個人の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。

実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。

 

【自宅でできる】逆子を治すために温める場所【4つ】

上腹部/下腹部/足首/仙骨の4つ

 

最初に、この動画で一番お伝えしたいことは「逆子を治すために温める場所は①上腹部②下腹部③足首④仙骨です。

 

一つづつ理由を説明します。

 

①上腹部

 

温める場所は肋骨の中間とおへその間です。

上腹部を温めると逆子が治りやすい理由は、【自律神経が整うから】です。

 

このツボは「中脘(ちゅうかん)」といい、胃の上にあるツボです。

このツボを刺激することで、胃のバランスが整います。

胃が刺激されることで、自律神経もバランスが整います。

自律神経のバランスが整えば、胎動が増えます。

胎動が増えるから、上腹部は逆子が治りやすいです。

 

②下腹部

 

温める場所はおへその下です。

下腹部を温めると逆子が治りやすい理由は、【自律神経が整うから】です。

 

このツボは「気海(きかい)」と言います。

おへその下は腸があります。

なので、おへその下を温めることで腸が刺激され、腸のバランスが整います。

腸が刺激されれば、自律神経のバランスが整います。

このように、内臓が刺激されれば、自律神経も整います。

なので、どこをお腹のどこを温めても効きます。

 

例えば、右下腹部が調子悪いなら、そこを温めるのが良いです。

上腹部と下腹部のどちらがいいか?は、胃の方が比較的効くと思います。

胃の方が自律神経に反射が出やすいからです。

ちなみに、食事したら胎動増えますよね?

それは、食物を食べることで胃や腸が動くことで、自律神経のバランスが整い、胎動が増えます。

 

③足首

 

温める場所はうちくるぶしから指4本分上です。

足首を温めると逆子が治りやすい理由は、【子宮に影響があるから】です。

 

このツボは【三陰交(さんいんこう)】と呼ばれるツボです。

「三陰交に電気で刺激をしたら、子宮の収縮回数と収縮力が増した。」という研究があります。

そのように三陰交を刺激をすることで、子宮に影響が出ることが研究でわかっています。

私が逆子治療をしていても、ここをマッサージしたり、お灸をすると胎動がかなり増えます。

また、このツボは生理不順や生理痛などの婦人科系の治療に使われるツボです。

 

しかし、このツボは注意が必要です。

ここを刺激することで、子宮の収縮回数と収縮力が増すので、切迫早産気味の妊婦さんは気をつけてください。

お灸などで温めることは特に避けてください。

切迫早産気味の方は、三陰交ではなく他のツボを温めることをおすすめします。

 

④仙骨

 

場所は仙骨です。

仙骨自体を温めます。

仙骨を温めると逆子が治りやすい理由は、【内臓を刺激できるから】です。

 

仙骨にはツボがたくさんありますが、このツボ!というものは特にありません。

仙骨にあるツボを全体温められるので、仙骨を温めれば大丈夫です。

ここを温めることで、仙骨の神経を刺激することができます。

仙骨を刺激することで、骨盤内の臓器を刺激し血流が良くなります。

 

温める場所の【注意事項】

 

これらは実際に逆子治療でも刺激しています。

刺激することで胎動が増えています。

 

 

逆子治療の際は鍼、お灸、マッサージで刺激していますが、自宅で温めるだけでも十分に効きます。

温める方法は、カイロを貼るのが手軽でいいと思います。

ただし、火傷に気をつけてください。

 

これらのようにそれぞれ理由があってオススメしています。

自宅で逆子のケアをしたい際はここを温めるの手軽でいいと思います。

 

逆子には、足の小指の【至陰(しいん)】がいいと言われます。

至陰は子宮の筋肉を柔らかくし、血液流量をよくすることがわかっています。

子宮が柔らかくなれば、胎児が回りやすくなることが考えられます。

なので、逆子治療ではよく至陰にお灸をします。

 

ですが、自宅では温めにくいため紹介しませんでした。

 

紹介した4つでも科学的に、十分逆子に効くはずです。

 

もし、どうしても至陰を温めたいようであれば、お近くのドラッグストアでお灸を買ってみてください。

 

自宅でお灸をする際の熱さの【注意事項】

 

注意事項として、お灸の際は火傷に気をつけてください。

逆子の妊婦さんで、よく火傷してしまう方がいます。

逆子を治したい一心で、熱くても我慢してしまします。

 

そこまで熱くしなくても十分に効きます。

 

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