【日本逆子治療協会】17週に逆子の診断を受けても治る?

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。

 

 

今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。

 

17週に逆子の診断を受けても治る?

17週で逆子になっても全く問題ありません。なぜなら、17週のほぼ逆子は治るからです。

 

17週の逆子が治る根拠

逆子のほとんどは自然に治ることは世界中の研究で証明されています。正確な数字を挙げると妊娠28週で82.2%、妊娠30週で72.8%、32週で58.6%、妊娠34週で37.3%、妊娠36週で10.2%という研究があります。

 

後期でも82%の逆子が自然に治る

28週で自然に82%が治ります。それだけ逆子は治りやすいです。17週はもっと高確率で治ります。だから、17週で逆子になっても全く問題ないということです。

 

17週は自然に治るから大丈夫

産科の先生から逆子の診断を受けた時に「放っておいても大丈夫」と言われたはずです。僕は千葉で鍼灸による逆子治療をしていて、千葉県だけでなく近隣の県からも来院していただくことが多いです。どの産科でも最初は必ずと言ってもいいほど「放っておいても大丈夫」と言います。

先生は隠してるわけじゃない

先生がそういうのは、大丈夫だからです。先ほどの研究でもそうでしたが、逆子になってもほぼ全てが自然に治っています。産科でもエコーで頭が上の逆子だとわかったうちのほぼ全てが治っているから先生は自然に治ると言います。先生が変に隠しているわけではなく、妊婦さんのことを思って言いません。

 

17週で逆子になる確率

17週で逆子になる確率はほぼ100%です。週数が少ないうちは胎児は常にお腹の中でくるくる回っています。なので、ほぼ全ての人が逆子の経験はしています。

90%以上が治る逆子の妊婦さん

診断を受ける人は少ない

ですが、診断を受ける人は少ないです。その理由は先生が診断をしないことが多いから。ほぼ全ての逆子は自然に治ります。なので、妊婦さんに伝えて不安にさせる必要がありません。だから、先生は逆子と知っていても帝王切開の可能性が高くなる時期まで診断しないことが多いです。

カルテを覗く妊婦さん

僕が妊婦さんから話を聞いていて「カルテを覗いたら前々回と前回にも逆子と書いてあったのに、先生から診断を受けたのは今回が始めて。」という妊婦さんは大勢います。これは助産師さんに聞いても「そうすることが多い」と言っていました。

17週で逆子の人が少ない理由

このようなことから、逆子になる妊婦さんと逆子の経験をしている妊婦さんの数にギャップがあります。早めに診断をする先生が少ないために「17週で逆子になった」という経験談は少ないはずです。だからこそ、17週で逆子のになった少数の妊婦さんは「どうして私だけ早いうちから逆子になったの?本当に治るの?」と不安になると思います。

17週はほぼ全てが治る

ですが「17週の逆子は治ります」といっても過言ではないくらい治りやすいです。なので、不安に思うことはありません。

 

17週の逆子が治るセルフケア

それでも、不安を感じて何かせずにはいられないというのが妊婦さんの心理です。何かせずにはいられないと思うなら、僕がオススメしているセルフケアをしてみてください。

だれにでもオススメできる5つのセルフケア 

体調に合わせたセルフケア

本来セルフケアは体調に合わせて行う方が効きます。もし体調に合うものがあればぜひやってみてください。

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