今回は
という疑問にお答えします。
逆子治療に来院する多くの妊婦さんが“体調に影響するほど逆子を気にしている”ことが多いです。
帝王切開を避けたい妊婦さんが多く、逆子のままになることにとても不安に感じています。逆子のまま週数が進み、32週を超えるあたりで先生に帝王切開の時、帝王切開の予定が組まれた時などに、より一層不安を感じます。
ですが、不安の感じすぎは良くありません。
今回の記事では、逆子を気にしすぎない方がいい理由を説明していきます。
目次
- 気にしすぎると逆子は治りにくくなるのか?
- 逆子を気にしすぎない方がいい理由
- 逆子を気にしないための方法
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。
逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。
Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。
それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
気にしすぎると逆子は治りにくくなるのか?
逆子は気にしすぎると治りにくくなります。
なので、気にしすぎるのは良くありません。
とは言っても、気にしないと言うのは人間の心理上難しいものですよね、、
気にしない方法は最後に説明します。
逆子を気にしすぎない方がいい理由
逆子を気にしすぎると逆子が治りにくくなる理由は、自律神経が乱れるからです。
自律神経が乱れると胎動が減ってしまいます。
他の記事でもお伝えしているように、疲労をすると逆子は治りにくくなります。
特にストレスは自律神経が乱れやすいです。
なかなか逆子が治らない妊婦さんの多くは、ギリギリまで仕事をしています。
実際に僕が逆子治療をした逆子の妊婦さんの多くが仕事をしていました。(グラフ)
また、産休に入った週数も遅いです。
このグラフのように、多くの妊婦さんが仕事をして肉体的にも精神的にも疲労しています。仕事を続けている人はそれだけでストレスを感じます。
それなのに、逆子の診断を受けてからなかなか逆子が治らないと、逆子への不安も抱えてしまいます。
そして、産休に入ると時間がたくさんできます。
産休に入った妊婦さんは
と言います。
急に膨大な時間が増えてやることがないと、人は考える時間が増えます。
そのような妊婦さんは、その膨大な時間をずっと逆子のことを考えてしまいます。
ずっとわからないことを考えると、人は疲れます。
だから、初めてのことや新しいこと、将来のことについて考えると疲れてしまうんです。
仕事をしていてもしていなくても、逆子のことを考えると疲れてしまい胎動が減ってしまうから、気にしすぎると逆子が治りにくくなると言うことです。
逆子を気にしないための方法
といったら気にしないようにできるものでしょうか?
いいえ。違います。人は気にしてしまうものです。
なので、気にしないということはできません。
ですが、わからないという不安を解消することはできます。
気にしてしまう原因の多くはわからないからです。そのわからないを解決すれば、気にすることが少なくなります。
そのわからないを解決する方法は、逆子について知ることです。
逆子について知ることで不安を解消し、ストレスを減らすことはできます。
しかし、ネットやSNSにはほとんど逆子について載っていません。調べてみても「科学的根拠はない」「メカニズムはない」「お灸がいい」など、これくらいのことしか書いてありません。
確かに逆子について解明できていないこともありますが、研究で証明されていることもたくさんあります。
お灸がいいのにも理由があります。
そういったことを知ることで、逆子への不安も解消できます。
僕は普段の動画で、科学的に証明されていることと僕が逆子治療でとっている統計、逆子治療で経験した事実などを紹介しています。
少しでも多くの妊婦さんの悩みを解決したいと思い動画を作成しているので、逆子への不安を解消し、少しでも逆子を治りやすくしたいと思ったら他の記事も見てみてください!
まとめ
この動画をまとめると、
逆子を気にしすぎると逆子は治りにくくなります。
その理由は、気にしすぎるとストレスで自律神経が乱れて胎動が減ってしまうから。
ということです。
ですが、逆子の診断を受けても統計では90%以上が自然に治るとされています。
なので、そこまで気にする必要はないと思います。
気にしてしまうようなら、逆子についてもっと知ることで、不安を解消できるので、他の動画も見てみてください!