こういった疑問に答えます。
目次
- 【逆子の再発防止する方法】それは動かず安静にすること!
- 実際に逆子が再発してしまった妊婦さん
実は逆子、逆子治療は科学的根拠がありません。
なぜ逆子になるのか、なぜ逆子治療で逆子が治るのか科学的に原因はわかっていません。
なので、私が施術をした「逆子が治った実例」を基に、私なりの仮説を解説していきます。
あくまで「個人の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。
実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。
【逆子の再発防止する方法】それは動かず安静にすること!
逆子を防止するには安静が1番!
最初に、この記事で一番お伝えしたいことは逆子の再発防止をする方法は安静ということです。
理由は逆子の原因が疲労だから
なぜなら、逆子の原因が疲労だからです。
今までの記事でもお伝えしていますが、逆子の大きな原因の一つに疲労があります。
その疲労をしてしまっては逆子になりやすくなってしまします。
だから、安静が必要になります。
母体の疲労が原因になる理由については【逆子になっても働いてない?】逆子の妊婦さんの疲労原因をお読みください。
子宮の軟性があっても逆子になりやすい
また、逆子になりやすい要因は疲労以外にも、もう一つ「子宮の軟性」があります。
子宮は筋肉でできています。
なので、伸び縮みします。
カラダが柔らかい人がいるように、子宮も柔らかい人と硬い人がいます。
子宮が柔らかい妊婦さんの方が逆子になりやすくなります。
(*逆に言えば、逆子になっても治りやすい要因の一つにもなります。)
だから、逆子の再発防止には安静がいい。
この子宮の軟性はどうしようもできませんが、疲労は安静にしていれば、逆子の再発防止をできます。
だから、逆子が治ったら安静にしているべきです。
次は疲労が原因で逆子が再発してしまった妊婦さんと、子宮の軟性があって逆子が再発してしまった妊婦さんを紹介します。
実際に逆子が再発してしまった妊婦さん
疲労が原因で逆子が再発してしまった妊婦さん
逆子治療で36週1日で逆子が治ったのにも関わらず、逆子になってしまい逆子が再発してしまった妊婦さんがいました。
この妊婦さんは31週6日で逆子の診断を受けた方でした。
約32週で初めての逆子の診断を受けるのも、36週で逆子が治るのも、お腹にスペースがなければなかなかできることではありません。
この方は今回が第2子の経産婦さんだったから、逆子がくるくるしやすかったんだと思います。
36週で治った後、1週間後の検診までとにかく忙しかったそうです。
入院準備、赤ちゃんを迎える準備、家を空けるための片付けなど。
第1子の出産で慣れているためにギリギリまで準備をしない方が、経産婦さんにとても多いです。
この方は特にずっと逆子への不安と逆子を治すために、家でゆっくりにしていたので逆子が治ってからバタバタしたそうです。
そんな1週間を過ごして検診に行ったら、37週の検診で逆子になっていたそうです。
この方はもともと自律神経が乱れ気味だったのに、治った安心感で忙しくしてしまったそうです。
それで疲労してしまい、逆子になってしまいました。
実際に本人も
とおっしゃっていました。
そもそも、再発するのは少数
もちろん、ほぼ全ての方が37週で逆子にはなりません。
また、再発するのはごく少数です。
私の統計では12%だけが逆子になったり治ったりしていました。
経産婦さんや、もともとの体質で子宮が柔らかい人が逆子になりやすいです。
もし今逆子で直したいなら
なので、もし経産婦さんで、
・遅い週数(34週以降)で逆子になった。
・遅い週数(34週以降)で逆子が治った。
という方は油断せず安静にしておくのがいいです。
それ以外の人も、疲労をすることで逆子になりやすくなるし、逆子が治りにくくなります。
もし、今逆子ならなるべく安静にして、無駄な疲労はしないことをオススメします。