みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。
逆子と母体のストレスの関係について今日はお話しします。今までに母体の疲労が原因になるとお伝えしてきました。また、その疲労のひとつはストレスです。ストレスがどうして逆子の原因になるのかを簡単にお伝えします。逆子についてはスピリチュアルな話も多くあると思いますが、科学的に説明します。科学的にどうして原因になるのかを知りたい方はみてみてください。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
ストレスが逆子の
原因になる理由
ストレスで胎動が減る
まず始めに、母体のストレスが原因になる理由は胎動が減るからです。なぜなら、母体がストレスを感じると自律神経が乱れるからです。
ストレスは自律神経を乱し胎動を減ら減らす。
母体がストレスを感じるとストレスホルモンが作られます。ストレスホルモンは自律神経を興奮させてしまいます。そして、自律神経が乱れると胎動が減ります。この自律神経というのは、興奮とリラックスを自動でコントロールするものです。
自律神経はアクセルとブレーキ
例えて言うなら、アクセルとブレーキの自動運転です。仕事に行く遊びに行くとなればアクセルを踏みます。アクセルを踏むから興奮するし体はよく動きます。家に帰って休めばブレーキを踏みます。ブレーキを踏むからリラックスするし体は休めます。自律神経が乱れた状態の多くは、アクセルを踏みっぱなしになります。いつでも興奮しているのでイライラするし、肩はこるし、疲れやすいし、眠りが浅くなり睡眠の質は悪くなります。
ストレスで胎動が減れば逆子の原因になる
この自律神経がアクセルを踏んでいる時は胎動が出にくくなります。ブレーキを踏んでいると胎動が出やすくなります。だから、母体のストレスが多いと胎動が減りさかごが治りにくくなるということです。ブレーキを踏むと胎動が増えるのを妊婦さんは実感しているはずです。次はその胎動が増える時間を紹介します。
ストレスで胎動が減り
逆子の原因になる根拠
ストレスは胎動を減らすことがわかる時間帯
ストレスは胎動を減らします。ですが、減らす具体例が難しいので胎動が増える例を挙げます。妊婦さんが実感できるのは1日に2回。食事した時と夜寝る前です。この2回は必ずブレーキを踏みリラックスするので胎動が増えます。
リラックスしていると胎動が増える根拠
胃腸と自律神経は強い関わりがあり、胃腸が動くと自然と自律神経はリラックスします。なので、食事中や食事をした時は胎動を感じやすいはずです。もっとも胎動を感じやすいのが夜寝る前です。これは説明しなくてもわかると思いますが、寝る前はリラックスしています。だから胎動も出やすいです。ちゃんとリラックスできている妊婦さんだと、夜寝ていて胎動で起きてしまうほど胎動が出ています。
母体のストレスは胎動を減らしてしまい原因になる
逆にリラックスできていないと胎動を感じにくくなります。食事した時で言えば、経産婦さんは感じにくいことが多いです。食事後に子供の相手や片付けをして忙しいからです。忙しくすると興奮してしまい、胎動が出にくくなります。また、仕事などをしていてストレスフルで自律神経がものすごく乱れている方だと、リラックスしずらく胎動を感じないという妊婦さんもいます。
逆子が治らない妊婦さんはストレスが多い
実際に僕のところへ逆子治療に来院する妊婦さんはストレスが強い場合が多いです。実際にあった例を出します。
- 引越しの準備をしている。
- 注文住宅を頼んでいてミーティングがたくさんある。
- 離婚を考えている
- マタハラを受けている
- 会社の事情でギリギリまで産休に入れない
このような理由でストレスを感じる妊婦さんが大勢います。
ストレスを改善し
逆子を治す方法2つ
ストレスがあると胎動を感じにくい
もし食事した時と夜寝る前に胎動を感じないのであれば、逆子が治りにくい可能性が高いです。逆子のほぼ全てが自然に治ります。ですが、逆子が治らないと僕のところへ来院した逆子の妊婦さんは食事した時と夜寝る前に胎動を感じられない方が多いです。
逆子を治すなら鍼灸かセルフケア
それでも基本的には自然に治るので不安に思うことはありませんが、どうしても逆子に不安を感じるというのであればセルフケアや鍼灸をオススメします。YouTubeで説明しているのでみてみてください。セルフケアは
逆子が治るセルフケア
逆子に対する鍼灸の効果
気になる方は見てみてください。
まとめ
簡単にまとめると、ストレスが逆子の原因になる理由は、自律神経が乱れてしまい胎動が減るから。その自律神経が乱れる原因がストレス。その根拠として、食事した時と夜寝る前は体動を感じやすいです。もし逆子を治したいなら、セルフケアや鍼灸を試すことをオススメします。ということです。