みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagramでこのような質問をいただきました。この記事では逆子のお灸で熱くない理由をお伝えします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
逆子のお灸が熱くない理由
逆子のお灸が熱くない理由は3つ
- 冷えているから。
- 皮膚が厚いから。
- 熱が弱いから。
熱く感じにくい大きな理由はこの2つになりますが、基本的にはせんねん灸では熱を感じにくいです。なので、多くの人は何回かお灸をしなきゃ熱を感じないはずです。
どうして2つの理由で感じないのかをお伝えします。
逆子のお灸が熱くない
それぞれの理由
冷えていると逆子のお灸が熱くない理由
冷えていると熱を感じにくいのは、火傷しにくいからです。
火傷をするから熱いと感じることができます。火傷をするのは45℃以上になった時です。10℃と30℃の場所に行った場合、30℃に行う方が熱さを感じやすいです。だから、至陰つまり足が冷えている場合は熱を感じにくいです。
皮膚が厚いと逆子のお灸が熱くない理由
皮膚が厚いと熱を感じにくいのは、神経を刺激しにくいからです。
例を挙げるなら、“かかと”が1番わかりやすいと思います。かかとは皮膚が厚いので、お灸をしても熱は感じにくいです。僕が専門学校の1年生の時、まだまだお灸がへたくその時に対人で練習をする時はかかとでした。へたくそがやっても火傷しないくらいかかとは熱を感じにくく、練習するのにもってこいです。それくらい皮膚が厚いと神経を刺激しにくく熱を感じにくいです。至陰は足の小指になります。指先というのは本来神経が敏感なんですが、親指と小指の外側は靴に当たりやすく皮膚が厚くなりやすいです。だから、足の小指の外側にある至陰は熱を感じにくいです。
逆子のお灸の熱が弱いと熱くない理由
もし、このような2つの理由があれば熱は感じにくいです。これがないなら、せんねん灸の熱が弱いことが考えられます。市販で売られているせんねん灸はたくさんあります。同じ商品でも、熱いものと熱くないものがあります。なので、熱くないものを使用しているなら、お灸の熱が弱いのかもしれません。
逆子のお灸が熱くない
場合にするべきこと
逆子のお灸が熱くないなら感じられるようにするべき
お灸をしていて熱を感じにくい場合に特別するべきことはありません。なぜなら、熱く感じられているからです。他の人に比べてお灸の回数が多くても、感じられれば全く問題ありません。お灸の効果はちゃんと得られます。
逆子のお灸が熱くないなら問題がある
もし、何回やっても熱を感じないというのであれば問題があります。なぜなら、熱く感じないと意味ないからです。お灸は熱く感じることに意味があります。熱く感じないなら熱く感じるようにするべきです。
逆子のお灸を熱くする方法3つ
- 熱量を調整できる棒灸を買う
- もっと熱いせんねん灸を買う
- 線香でお灸をする
もし熱くないならこの3つをを試してみてください。
逆子のお灸が熱くない時のいちばんの解決策
それは棒灸で逆子のお灸を行うことです。世界中の逆子に対するお灸の効果を見る研究で使われているお灸は棒灸だからです。もしお灸をするならせんねん灸より棒灸の方が絶対にいいです。
逆子のお灸が棒灸なら熱くないということがない
棒灸は熱の調整がとても簡単です。なので、熱くないということはないです。また熱すぎて火傷するということもありません。だから、お灸をするなら棒灸がいいです。詳しくは下記の記事を読んでみてください。
逆子のお灸2種類について
もし冷えを改善したいなら
冷えているから熱く感じないなら、足の血流を良くすれば足が温かくなり熱を感じやすくなります。そのためには足裏のマッサージがよく聞きます。足裏のマッサージのやり方はYoutube [ 足裏のマッサージのやり方 ]でお伝えします。
【逆子のお灸が熱くない】まとめ
簡単にまとめると、お灸を熱く感じない理由は、冷えているか、皮膚が厚いか、お灸の熱が弱いかです。お灸をしていて熱く感じにくくても、熱く感じているなら問題ありません。もし熱く感じないならやってる意味がないので、3つの方法を試してみてください。冷えているのを改善したいなら、足裏のマッサージをオススメします。
ということです。