お灸

【日本逆子治療協会】逆子にお灸をすることで逆子が治るメカニズム

逆子にお灸をすることで逆子が治るメカニズム

みなさんこんにちは!日本逆子治療協会の玉井です。以前にこのような質問を頂きました。こんな疑問にお答えします。

 

お灸をしたらなんで逆子が治りやすくなるんですか?やってる意味は本当にあるんですか?

 

逆子にお灸をすることで逆子が治るメカニズム

お灸をすることで逆子が治る理由は、温かさを感じるセンサーを働かせるから(反射を引き起こすから)です。これは基礎生理学で説明することができます。

*妊婦さん向けになるべく簡単に想像しやすいように説明します。専門的な言葉を使わないことをご了承ください。

 

お灸のメカニズム

お灸はするから効くのではなく、温かいから効果があります。

人が温かいと感じるのは温度を感じるセンサー(受容器)が働くからです。そのセンサーを働かせると神経が情報を脳まで伝達します。脳まで情報が届いて初めて温かいと感じることができます。

センサーを働かせて、神経を刺激することがお灸の目的になります。これが鍼(はり)の場合は刺さるセンサー、マッサージの場合は押されたセンサー、ストレッチの場合は伸びるセンサーを働かせることが目的になります。

東洋医学だからと、なんとなくやれば効くと思っている人が多いですが効果を出すためには最低限温かさを感じる必要があります。このようにお灸はしっかりと科学で説明することができます。

マッサージやストレッチも例に挙げましたが、この中でお灸と鍼は少しだけ種類が違います。

 

お灸は火傷させることが目的

お灸や鍼は侵害刺激(しんがいしげき)と言われるものになります。これは組織を傷つけるということです。例えるなら、鍼がわかりやすいと思います。鍼は刺さります。刺されば組織を傷つけます。皮膚、脂肪、血管、筋肉、刺さったものを傷つけます。

お灸の場合は火傷です。熱で組織を傷つけています。この侵害刺激はとても効きます。なぜなら、刺激が強いからです。

刺激は強ければ強いほど効果が出やすくなります。マッサージも強ければ強いほど、時間が長ければ長いほど、押すところが多ければ多いほど効果が高くなります。お灸も同じです。お灸をする回数が多ければ多いほど、頻度が高いほど、時間が長いほど効果が高くなります。

 

お灸は温かいものではなく熱いもの

組織を傷つけないものよりも、組織を傷つけるものの方が刺激は強くなります。よく鍼灸は効果が出やすいと言われているのは刺激が強い理由からです。なので、お灸は熱い方が効果が出やすいです。

温かい場合は温度のセンサーしか働いていませんが、熱い場合は温度のセンサーと痛みのセンサーが働いています。熱いというのは「温かい」+「痛い」という刺激になります。

お灸はするだけでは効果が全くありません。それだとセンサーが働いていないからです。なので、温かいや熱いと感じるまでやる方が効果が高いです。そして、なるべく刺激が強い方がいいので、熱い方が効果が出やすいということです。

 

温かさを感じないお灸は効果がない

たまにお灸をしているけど温かさも熱さも全く感じていない妊婦さんがいますが、その場合は全く効果がありません。(*冷えすぎていて熱さを感じていないけど火傷しているという場合もありますが、熱いという信号を脳に伝えるという目的のひとつを達成することはできていません。)

次はこれを逆子の妊婦さんにすることでなぜ逆子が治りやすくなるのかをお伝えします。

 

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お灸で胎動とスペースが増える治るメカニズム

お灸をすると逆子が治りやすくな理由は、お灸をすることで子宮の血流が良くなり副交感神経も刺激できるためです。そうすることで胎動とスペースが増えて逆子は治りやすくなります。

これはツボの科学でもあります。逆子のツボとして有名なのは至陰と三陰交です。例えば至陰(足の小指)を刺激すると先ほどお伝えした熱さのセンサーが働きます。それが脳に届くと熱いと感じます。

これは『足の小指→背骨を通って→脳』という順序で熱さを感じることができます。ですが、それとは別の経路で神経の伝達が行われます。その経路は『足の小指→背骨を通って→内臓』です。

このように体の一部を刺激すると神経の伝達が行われて、その神経の影響で内臓に影響が出ます。これは体のどこでも起きます。例えば、腕を押すと腸が動いたり、足を押したら胃が動いたり、足を押したら腰痛が改善したり、どれも科学的に説明ができます。

 

ツボの科学

これがツボの科学になります。多くの研究で発表があります。妊婦さんに関わる『安産のツボ』に関する研究を一部紹介します。

 

 

ツボは内臓に反射を起こす

このようにツボを刺激することで科学的に内臓に効果が出ます。逆子のツボは子宮に効果が出ます。子宮の血流が良くなります。子宮の血流が良くなることで、お腹のスペースができやすくなり回転しやすくなります。また、至陰は自律神経を刺激するために胎動も増えやすくなります。

至陰を刺激することができれば、逆子は治りやすくなります。刺激できればいいので、お灸でなくても効果はあります。実際に鍼や指圧でも逆子は治りやすくなっています。東洋医学で昔からお灸がいいとされているので、お灸が有名なだけです。

 

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注意事項

お灸をするときは絶対に熱いまま我慢をしないようにしてください。熱い方がいいと言いましたが、少しでも感じれば効果はあります。熱いの我慢してやり続ける理由はありません。熱いのを我慢すると水脹れになり火傷の跡が残ります。それはやりすぎです。

それについては下記の記事をご覧ください。

 

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お灸以外の逆子を治す方法

他にも方法はあります。1番のおすすめはお尻のマッサージです。お尻のマッサージで神経を刺激することで胎動が増えやすくなります。

 

お灸でなくても効果は出ますが、最もいい方法はお灸だと思います。なぜなら、刺激するのが簡単だからです。

刺激は強い方が効果があります。妊婦さんが足の小指を刺激する方法は押すか温めるだと思います。足の小指では強く押せないし、お灸はマッサージとは違って侵害刺激なので刺激が強くなります。

なので、自宅で至陰を刺激するならお灸が1番いい方法だと思います。お灸が怖い場合は押したって効果はある程度でます。

 

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さいごに

お灸は東洋医学ということでなんとなく指導されることが多く、ネットでの記事も詳しく書いていません。指導も説明も受けられない妊婦さんも、なんとなく行うことが多いです。それで火傷の跡が残ってしまう人が多くいます。

それはとてもすごいことです。熱いから火傷をするわけではなく、熱いのを我慢し続けるから火傷をします。

これがどういうことかわかりますか?

逆子の妊婦さんはそれだけ逆子に不安を感じているということです。

普通は熱かったら途中で辞めます。人は痛みに強くありません。ですが、逆子の妊婦さんは熱いのに我慢してやり続けます。我慢できてしまうほど、我慢してまで逆子のために何かしたいと思うほど、逆子に不安を感じているからです。

逆子がどんなものなのか、逆子はどうすれば治りやすくなるのか、逆子は胎児に何か影響があるのか、逆子のまま帝王切開になるのが怖い。みなさんとても思い詰めてしまい、熱くても我慢してしまい火傷してしまいます。

そうなってしまう理由はわからないからです。逆子がどんなものなのか、お灸をどうやって行えばいいかわからないから。そういった妊婦さんのために、逆子の情報を発信しています。逆子についてもお灸のやり方もお伝えしているので、他の記事も読んでみてください。

この記事で逆子の妊婦さんの不安を少しでも解消できていたら嬉しいです。

 

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