みなさんこんにちは!日本逆子治療協会の玉井です。以前にInstagramでこのような質問を頂きました。こんな疑問にお答えします。
逆子のお灸はいつまでやるべき?
逆子のお灸は治るまでです。なぜなら、それ以降はする理由がないからです。
逆子のためのお灸
逆子のお灸は治りやすくするために行なっているはずです。治ったらやる理由はありません。もし、やる理由があるとしたらまた逆子になるのを予防することだと思います。ですが、逆子のお灸に逆子を予防する効果はありません。逆子を予防することはできないからです。
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だから、いつまで逆子のお灸を続けるべきかというと、逆子が治るまでで十分ということです。
逆子が治った後もお灸をする理由
予防にはならないとお伝えしましたが、安産のためにはなります。逆子は関係なく、出産のためにはなるということです。逆子で有名な三陰交というツボがあります。この三陰交に関する論文を調べると、実は逆子よりも多くの安産に関する論文が出てきます。その効果は陣痛時間の短縮、陣痛の軽減、出産満足度の向上という発表がいくつもあります。出産に対しての不安の多くは陣痛へのものだと思います。その陣痛を軽減することができます。
逆子のためにいつまでお灸をやるべき?と聞かれたら「逆子が治るまで。」と答えます。
もし、お灸はいつまでやるべき?と聞かれたら「入院するまで。」と答えます。
逆子のために続ける必要ありませんが、妊婦さんの体調や出産のためには続けた方がいいです。
お灸をするときの注意事項
注意事項として、お灸をする際は火傷に気をつけてください。火傷をする妊婦さんがとても多いです。Ⅱ度損傷のジュクジュクした火傷になってしまいます。お灸をするときに熱いことは重要ですが、火傷するほどする必要はありません。必ず火傷しないように気をつけて行なってください。
お灸のやり方は動画を参考にしてください