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【日本逆子治療協会】自律神経が乱れると逆子が治りにくくなる理由は〇〇が減るから

自律神経が乱れると逆子が治りにくくなる理由は〇〇が減るから

みなさんこんにちは!日本逆子治療協会の玉井です。以前にこのような質問を頂きました。こんな疑問にお答えします。

 

自律神経が乱れると逆子が治りにくくなるのはなぜですか?

 

自律神経が乱れると逆子が治りにくくなる理由

自律神経が乱れると逆子が治りにくくなる理由

 

自律神経が乱れると逆子が治りにくくなります。なぜなら、胎動が減るからです。

 

自律神経について

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経は興奮を、副交感神経はリラックスをさせる神経です。これを自律的に、つまり自動的にコントロールしているのが自律神経です。

わかりやすく例えるなら、アクセルとブレーキです。交感神経は興奮のためにアクセルを踏み、副交感神経はリラックスのためにブレーキを踏みます。それを自動運転するのが自律神経です。

この自動運転を例えるなら、仕事が1番わかりやすいと思います。仕事の日の朝は仕事のための準備をして体や気持ちは仕事モードになるはずです。仕事モードになれるのは交感神経がアクセルを踏んでいるからです。1日中仕事モードで過ごして、帰ったら「はぁ〜」とブレーキを踏みます。

このように自動的に体の調整をするのが自律神経の役割です。この自動運転の調子が崩れることもあります。

次はそれについてお話しします。

 

自律神経の乱れ

自動運転の調子が崩れる、自律神経のバランスが崩れることを自律神経が乱れるとよく表現されます。正確にはいろいろな自律神経の乱れ方があるんですが、大きく分けると2種類です。

 

アクセルが強すぎると

アクセルが強くなってしまうものと、ブレーキが強くなってしまうものです。アクセルが強くなってしまうと常に興奮状態になります。

 

  • 気が張ってしまいイライラしやすくなる
  • 首肩がこりやすくなる
  • 寝ても寝た気がしない
  • 寝つきが悪い
  • 胃腸の調子が悪い

 

ストレスが凄すぎて胃が痛いということを経験したことがある人は多いと思います。

自律神経が行っている胃の調整がうまくいかずに、胃酸が出過ぎてしまったり、胃の動きに変化が出てしまうことでストレス性胃炎になったりします。そのように自律神経は内臓の不調や睡眠にも強く影響があります。

 

ブレーキが強すぎると

ブレーキが強くなってしまうと常にリラックス状態になります。

特にわかりやすいのは季節の変わり目や梅雨の時期かなと思います。

 

  • なんだかやる気が出ない
  • 朝起きるのが辛い
  • なんかいつも眠い

 

ブレーキが強くなりすぎて常にリラックス状態になってしまいものすごくだるさを感じます。

 

これが自律神経が乱れた時の症状です。この自律神経がどのように逆子と胎動に影響するのかをお伝えします。

 

自律神経の乱れによる逆子への影響

自律神経の乱れによる
逆子への影響

自律神経の2つのうち副交感神経が優位のブレーキを踏んでいる時に胎動は多くでます。これは妊婦さんが実際に体感することができます。

食事をした時と夜寝る前です。この2回は胎動がかなり出やすくなります。どちらもリラックスしていることは想像しやすいと思います。

 

夜寝る前に胎動が増えやすい理由

妊婦さんが1日で最も胎動を感じやすい時間は夜寝る前です。リラックスが強くなるから眠りにつけます。逆子がなかなか治らないという妊婦さんの中には、1日のほとんど胎動を感じることはないという方がいます。

そんな妊婦さんでも夜寝る前だけは胎動を感じられるくらい、夜寝る前は胎動を感じやすいです。この動画を見ている多くの方も感じられていると思います。

 

食事した時に胎動が増えやすい理由

食事した時もとても感じやすいんですが、これは寝る前よりも感じない人が多いです。その理由の多くは経産婦さんで子供を気にしているからです。気にしているとアクセルも同時に踏んでしまうので、リラックスしにくくなります。そうすると胎動を感じにくくなります。

ですが、しっかりと意識して食後にソファなどでゆっくりすると他の時間よりは胎動を感じやすいことがわかるはずです。

それでも胎動を感じないという場合は、強く自律神経が乱れていることが考えられます。自律神経はアクセルかブレーキを踏むのではなく、いつでも両方に足をかけています。なので、アクセルを強く踏みながら、ブレーキを踏むこともあります。

つまり、食事をしてブレーキを踏んでいるけど、それ以上に強くアクセルを踏んでいるから食事をしても胎動を感じにくいということです。その場合は自律神経が強く乱れている傾向があり、胎動を感じられていないことが多いです。

最後に自律神経を整えて胎動が出やすくなる方法をお伝えします。

 

自律神経を整えて胎動を増やす方法

自律神経を整えて胎動を増やす方法

1番簡単なのは瞑想です。

最近ではマインドフルネスとも言われています。姿勢は座っても寝ていても大丈夫です。目を瞑って何も考えないだけでものすごくリラックスできます。最近ではスマホから離れない人が多く興奮しやすいです。スマホから離れる機会にもなっていいと思います。

セルフケアは続けることが大切なので、体調に不調があることが多い逆子の妊婦さんには自宅で簡単にできるセルフケアが続けやすいかなと思います。

なので、最も簡単で誰でも続けやすくお金がかからずにできる方法として瞑想をお伝えしています。他にも自律神経を整えられて、疲労なども一緒に回復できる方法をお伝えしている動画があります。

 

さいごに

自律神経が乱れていると胎動が減り逆子が治りにくくなるという話をしましたが、基本的にはそれでも逆子は治ります。胎動があるから回転するのであるより少ないほうが治りにくいというだけで、少なくたって自然に治りやすいのが逆子です。

胎動が少なくても逆子が治ることについては下記の記事で説明しています。

 

詳しくはこちら

逆子だから胎動が少ないのか?
【日本逆子治療協会】逆子だから胎動が少ないのではなく〇〇が原因

逆子に治すべき理由はありません。なぜなら、治さなくても安全に産めるからです。僕が逆子の情報を発信する理由は逆子を治してほしいからではありません。逆子の情報を知ってほしいからです。

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なので、胎動が少ないからと過剰に心配することはありません。

逆子の妊婦さんの多くは不安を感じています。その理由はわからないことが多いからです。胎動が少ないけど大丈夫なの?と不安を感じるのは大丈夫なのかがわからないからです。なので、僕はなるべく逆子の情報を科学をベースに妊婦さんが納得できるように発信することを心がけています。

自律神経が乱れているから治りにくいのか、、ではなく、自律神経を整えれば逆子は治りやすくなるのか!と感じていただけたら嬉しいです。

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