みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
逆子のお灸の頻度
逆子のお灸の頻度の理想は毎日です。お灸の頻度は高い方が逆子は治りやすいです。
逆子のお灸は頻度が重要?
なぜなら、お灸は刺激療法だからです。皮膚に熱刺激を与えて炎症を起こし、その炎症を回復させる過程に起こる現象で体に変化をもたらします。刺激が強ければ強いほどお灸が効きます。頻度が高い方が刺激が強くなります。なので、逆子のお灸は頻度が高い方がいいです。
研究で行われる逆子のお灸の頻度
世界中で行われている逆子に対するお灸の効果を見る研究があります。その研究の多くでは1日に2~3回を毎日行っています。研究によりますが、90%以上の高確率で治ったという研究もあります。研究から頻度が高い方が効くことがわかります。
研究者が逆子のお灸を行っている?
研究ではほとんどが妊婦さん自身でお灸をしています。なので、高い料金を払って毎日鍼灸院に通う必要はありません。家で時間のある時にお灸をすれば逆子は治りやすくなります。
自分でやるだけならかなりの高頻度でお灸をすることができるはずです。
逆子のお灸の頻度はどれくらいが最適?
先ほどもお伝えしたように頻度は高い方がいいです。やればやるほどいいです。逆子の研究では毎日行っていて治っているので、毎日行うのがいいと思います。ある研究では36~38週でお灸を始めて、約53%の逆子が治ったという結果があります。
ですが、逆子が治らないと悩む妊婦さんの多くは仕事をしています。仕事をしていたらなかなかやる時間ないという人もいるはずです。その場合は無理なくできる頻度でいいと思います。そもそも逆子は自然に治ります。なので、無理してお灸をしなくてもいいと思います。大事なことは続けることです。続けやすい頻度で行ってみてください。
不安の解決が逆子を治す第一歩
逆子に対する不安でネットでたくさん調べたくなる気持ちはわかります。当サイトでは、日本逆子治療協会が逆子を専門に論文や統計を基にして記事を作成しているので、色々と読んでみてください。逆子を知ることでストレスが減り、胎動が増えやすくなります。逆子を知ることが逆子治療の第一歩です。
お灸のやり方についてもいろいろとお伝えしているので読んでみてください!
頻度が高すぎると逆効果?
お灸の頻度が高すぎてやりすぎということはありません。ですが、火傷したらやりすぎです。基本的には火傷をしないように行う必要があります。火傷をしてしまうとOD(オーバードウゼ)といい、効きすぎて出したい効果以外の変化(副作用)が出てしまうこともあります。頻度が高すぎて火傷することはありませんが、熱さには気をつけて行うようにしてください。
頻度高くできるおすすめのお灸
頻度は高い方が効くので、頻度が高くてもやりやすいお灸がいいです。頻度を高くして行う場合におすすめのお灸はirodoriの棒灸です。
棒灸は1回行うのに時間がかかりません。棒灸には他にもメリットデメリットがあります。ちまたで有名なせんねん灸と比較しながら記事を書いているので、お灸を始める際はぜひ読んでみてください。お灸のやり方についてはYoutubeにまとめています。
逆子に対するお灸で悩んでいる方へ
逆子に対するお灸を知ってやってみたい!と思い始めたけど、どうしていいのかわからないという妊婦さんは多いです。世界中の研究で逆子を治す方法はお灸がもっともいいと結論づけています。Instagramでは週に一回逆子の質問にお答えしたり、フォロワーの皆さんと一緒にお灸をしたりしています。同じように逆子に悩む妊婦さんは多くいます。一緒にお灸をして逆子が治りやすくなるように促しつつ、逆子への不安を解消しましょう!
みなさんが思う妊娠生活や出産を迎えてもらえるように、より不安の少ない妊娠生活を送ってもらいたい!というのが僕の願いです。逆子の情報はいろいろありますが、僕の発信はひとつとして受け止めてもらえたら嬉しいです。逆子に悩む妊婦さんの一助になれば幸いです。
【逆子のお灸頻度】まとめ
簡単にまとめると、逆子のお灸の理想の頻度は毎日。なぜなら、刺激は多い方が効果が高いから。世界中の研究では毎日行っています。やりすぎて効果が減ることはありませんが、無理して火傷にならないように気をつけてください!
ということです。