妊娠6ヶ月で逆子になる原因は?

【6ヶ月で逆子になる原因は?】6ヶ月で逆子になるのは母体の〇〇が原因

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。この記事では6ヶ月で逆子になる原因をお伝えします。

6ヶ月で逆子になる原因はなんですか?

 

今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。

 

妊娠6ヶ月で逆子になる原因は?

6ヶ月で逆子になる原因はない

妊娠6ヶ月(20~23週)で逆子になる原因はありません。なぜなら、6ヶ月では胎児はくるくるするからです。なので、ほとんどの人が6ヶ月で逆子になっています。

否定する逆子の妊婦さん

6ヶ月の逆子はみんなくるくるする

胎児は羊水に浮かんでいるように胎内にいます。まだ週数が早いうちは胎動をするたびにくるくる回ります。なので、ほとんどの人が逆子になったり治ったりを繰り返します。その逆子のタイミングで検診に行くと逆子の診断を“受けること”があります。

6ヶ月は逆子の診断を受けないことも

受けることがあると言うのは、診断をしない先生が多いからです。今話したようにくるくるするので、早い週数で逆子であっても自然に治ります。なので、逆子であってもわざと診断しない先生が多いです。

逆子の診断を受けるのは27週〜30週が多い

多くの先生が診断をするのは27週〜30週です。その理由は多くありますが、大きく影響するのは31週から羊水が減り始めることです。羊水が減り始めれば逆子が治りにくくなるため、そうなる前に先生が逆子を伝えるようです。

 

6ヶ月の逆子に原因はなくほぼ全てが自然に治る

6ヶ月の逆子は自然に治る

つまり、6ヶ月は多くの人が逆子になり、多くの人が自然に治ると言うことです。だから、6ヶ月で逆子になる原因は?と聞かれたら僕なら『原因はない』と答えます。

90%以上が治る逆子の妊婦さん

 

6ヶ月からずっと逆子のままになる原因

6ヶ月から逆子のままなのは胎動とスペースが少ないから

もし『妊娠6ヶ月から逆子のままになっている』ということであれば原因はあります。それは胎動とスペースがないからです。先ほどお伝えしたように週数が早いうち(妊娠6ヶ月)はくるくるしやすいです。それはスペースが広いからです。まだ胎児も大きくないし、羊水で満たされているので回転する広さがあります。また、くるくるするだけの胎動もあります。ですが、その胎動とスペースがなければ回転することはできません。

逆子が頭位になる理由

また、胎児はほとんどが頭位に落ち着きます。それは胎児がなんらかの作用で下を向こうとしているからです。どうして下を向こうとしているかについて、『冷えた方を向きたがらない』とか『温かい方を向きたがる』とかいろいろありますが、胎児の感情ではなく母体からの情報だと考えられています。

へその緒を介して情報が届く

その母体からの情報は臍帯(へその緒)を流れる血液を介して、胎児に届くと考えられています。ですが、母体の血流が悪いと胎児に届きにくくなり下を向こうとしにくくなることがあります。

逆子

 

6ヶ月から逆子が治らない原因は母体の疲労

胎動とスペースが減るのは母体の疲労が原因

胎動とスペースが減り、下を向こうとしないことが逆子が治らない原因です。その原因が起きる理由は『母体の疲労』です。母体が仕事や育児で疲労をすることで逆子が治りにくくなります。

 

6ヶ月から逆子のままにならないために

6ヶ月から逆子でも心配はないけど、、

もし今6ヶ月で逆子でもそこまで心配する必要はありません。ほぼ100%の確率で治ります。母体が疲労をしていて胎動とスペースが少なくなっていても、多くの場合は治ります。ですが、器質的な要因(子宮筋腫、へその緒の長さ、胎盤の位置など)の影響があったり、あまりにも胎動とスペースが少ないと治らないこともあります。逆子のままになり、逆子のまま出産を迎えるのは3%~5%です。

6ヶ月から逆子のままにならないためには早めのケア

そうならないためには、早めに逆子のケアを始めることが大切です。6ヶ月で逆子でもそこまで心配は必要ないんですが、あとで後悔しないようにできることは早いうちから始めるべきです。

逆子を診る先生

 

6ヶ月の逆子を治すためにするべきこと

逆子を治すならお灸が1番

もし逆子を治したいと思うなら、お灸が1番いいです。お灸をすることで逆子が治りやすくなります。逆子に対するお灸の効果を見る研究は世界中でされています。その研究の多くが逆子を治すならお灸がいいとしています。

妊婦さんがお灸をして90%の逆子が治る

また、その研究のほとんどが妊婦さん自身でお灸をしています。研究の中には90%以上の逆子が治ったと言うものもあります。妊婦さん自身でお灸をしても、高確率で逆子は治ります。だから、逆子を治すならまずはお灸を試してみるのが1番です。

研究で使用されているお灸

お灸を試すなら、世界中の研究で使われているお灸がいいです。そのお灸は棒灸と言われるもので、一般的に使われるせんねん灸とは違います。棒灸をせんねん灸と比較しながら紹介している記事があるので、逆子を治したい方は読んでみてください。

逆子を治す棒灸

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【6ヶ月の逆子の原因】まとめ

簡単にまとめると、6ヶ月で逆子になる原因はありません。なぜなら、みんな逆子になり自然に治るからです。ですが、6ヶ月から逆子が治らないと言う方は原因があります。胎動とスペースが少ないです。もし逆子を治したいなら、お灸を試してみてください!

ということです。

 

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