みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
仕事と逆子の関係
仕事をしていると逆子は治りにくいです。なぜなら、仕事をしていると母体が疲労し胎動とスペースが減るからです。
仕事による胎動の減少
母体が疲労をして、自律神経が乱れることで胎動が減ります。自律神経が乱れた状態というのは、例えばイライラした状態です。仕事をしている時は誰しも、イライラしやすいはずです。仕事をしてイライラしやすい状態が続くと、自律神経が乱れて胎動が減ってしまいます。
仕事は胎動が減りやすい
また、体力を使い果たしても乱れやすくなります。仕事は肉体的にも精神的にも疲労しやすく、胎動が減りやすいです。胎動が減るから逆子は治りにくくなります。
仕事をしている妊婦さんの統計
下記のグラフは、僕が逆子治療をして取った統計です。実際に仕事をしている妊婦さんは実際に多いです(青23%+緑47%)。
逆子が治らない仕事
現在の仕事の多くは座り仕事です。僕が逆子治療をしていても、多くはデスクワークです。
座り仕事は子宮への影響が強い
そして、デスクワークのほとんどは何時間も座りっぱなしになっているはずです。座りっぱなしが続くと、骨盤周りの血流が悪くなり、子宮の血流が悪くなります。子宮の血流が悪くなればお腹が張りやすくなり、スペースが減ってしまいます。
仕事による胎動の減少
立ち仕事であっても、立つ姿勢が続くと骨盤の筋肉は疲労します。骨盤の筋肉が疲労しスペースが減ることで逆子は治りにくくなります。だから、仕事をしていると逆子は治りにくくなるということです。
仕事をしながら逆子を治すために
もし逆子を治したいなら、仕事を辞めるのが1番いいです。ですが、多くの人はやめたくてもやめられないはずです。
⑴ 同じ姿勢を続けないこと
対処法のひとつは、同じ姿勢を続けないことです。同じ姿勢が続くから、血流が悪くなりスペースが減ります。同じ姿勢が続かないようにするだけでも、治りにくくなることを防ぐことができます。
⑵ 疲労を回復させること
もっともいい方法は、疲労を回復させることです。どうしても疲労をしてしまうなら、回復させればいいんです。仕事で5ダメージを受けるなら、10回復させればいいんです。
疲労を回復させるもっとも効果的な方法
回復させる方法として1番効果的なのは、鍼灸マッサージを受けることです。回復にとてもいいですし、逆子が治りやすくなることも証明されています。逆子が治りやすくなるツボを刺激しつつ、回復を促すことができます。体調や体力が回復すれば、妊娠中も快適になりますし、産後にもとてもいいです。
疲労を回復させるおすすめの方法
最も効果的なのは鍼灸マッサージですが、僕が1番おすすめしているのは自宅でのセルフケアです。お灸なら自宅で簡単に行えます。逆子に対するお灸の効果を見る研究の多くは、妊婦さん自身でお灸をしています。
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おすすめのストレッチ
お灸が怖いという妊婦さんはストレッチやヨガなどのセルフケアもあります。それはYouTubeでお伝えしているので、興味のある方はぜひみてみてください。
【逆子と仕事】まとめ
簡単にまとめると、仕事は逆子に影響します。なぜなら、仕事で疲労し胎動とスペースが減ってしまうから。具体例として、逆子が治らない妊婦さんの多くは仕事をしています。もし逆子を治したいなら、鍼灸が1番効果的ですが、まずは自宅でセルフケアをすることをおすすめします。
ということです。