みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagramでこのような質問をいただきました。この記事は逆子の場合の運動量についてお話しします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
逆子の場合は運動を
しないほうがいい理由
運動をするとお腹が張りやすくなる
逆子の場合に運動をしないほうがいい理由は、お腹が張りやすくなるからです。下半身を刺激するとお腹は張りやすくなります。運動をすることもそうですが、下半身の筋肉を使うことでお腹は張りやすくなります。なので、料理や掃除、お買い物をしていてもお腹は張りやすいです。
長時間のソファは運動と同じ
特に妊婦さんでお腹が張りやすいのは、ソファに座ることです。ソファに座ることは悪いことではありませんが、ソファに座り続けると筋肉は疲れてしまします。
逆子だからと寝過ぎるのも
運動と同じくらい疲れる?
逆子だからと運動をしないのも良くない
例えば、たくさん寝過ぎて疲れたという経験はありませんか?それは同じ姿勢が続いて動かないことで疲れます。他にも夜行バスもそうです。ずっと座っているだけだけど、降りた時には疲労感を感じます。それも同じ姿勢でいるからです。そのようにじっとしているだけでも腰から下の下半身は疲れます。
適度に動くことも大切
疲れればお腹が張りやすくなります。なので、運動に気をつけるだけではなく、適度に動くことも大切です。お腹の張りだけでなく、妊婦さんには適度な運動が推奨されます。適度にはある基準があります。次はそれをお伝えします。
逆子の妊婦さんの運動量
逆子の適度な運動は疲労しない程度
適度な運動とは疲れないくらいです。今話したように下半身が疲れるから、お腹が張りやすくなります。つまり、疲れないくらいなら運動しても大丈夫ということです。また、じっとし過ぎるのではなく適度に動くことも大切です。
運動はOKでもやりすぎはNG
妊娠前に運動をしていたからじっとしているのが辛い。という妊婦さんは大勢います。運動したいなら、運動しても大丈夫です。ですが、逆子の場合は疲れない程度がいいです。逆子でなければ体調を見て好きなだけ動いてもいいと思います。
安静はOKでもやりすぎはNG
もし、家でじっとしていたいなら、じっとしているのも逆子にはいいです。ですが、長時間同じ姿勢でいるのは控えてください。ソファに座り続けるのではなく、座椅子や床、ダイニングチェアに座ってみたり、ちょくちょく間に家事を挟むようにしてみてください。
逆子を治すためにするべきこと
逆子は疲労しないことが大事
重要なことは疲労しないことです。疲労をすれば、お腹が張ってお腹のスペースが減るだけでなく、胎動が減りやすくなります。胎動が減れば逆子は治りにくくなります。逆子が治らない妊婦さんの多くは疲労をしていて、後期つわりもでています。後期つわりが出て毎日嘔吐する、毎日寝られないという辛い思いをする妊婦さんは大勢います。
より快適な妊娠生活のためにも
より快適な妊娠生活のためにも、逆子が治りやすくなるためにも運動はしすぎず適度にしておくことをお勧めします。
もし逆子でどうしても運動したいなら
逆子なら運動で疲労する以上にケアが必要
もしどうしても運動したい、どうしても通勤などで歩く時間が長いという場合は、ケアをしっかりすることでお腹が張りやすくなるのを防げます。ケアの方法は色々とありますが、特にお灸は自分で簡単にできます。
逆子で運動をするならお灸が1番
世界中の研究で逆子を治すにはお灸はいいとされています。その研究で使われているお灸というのは棒灸です。お灸と言えば据え置きの物を想像する方が多いですが、逆子の研究では手持ちのお灸を使用しています。
逆子なら運動をする以上にお灸をする
お灸をすることで子宮の血流がよくなり、お腹が張りにくくなることがわかっています。なので、もしお腹が張りやすくなる運動をしたい、通勤で歩かざるをえないならお灸をするべきです。そのお灸はとても簡単で、購入もAmazonと楽天市場で簡単に購入できます。せんねん灸と比較しながら記事を書いているので読んでみてください。
逆子のお灸2種類について
お灸以外の運動をする人におすすめの逆子のセルフケア
お灸以外にもセルフケア を4つお伝えしています。セルフケアというのは、本来は体に合わせて行います。ですが、この4つのセルフケアはどんな妊婦さんにも合うようにおすすめしています。ぜひやってみてください。
逆子に効くセルフケア
まとめ
簡単にまとめると、運動をするとお腹が張りやすくなり逆子は治りにくくなります。なぜなら、下半身を刺激し疲労させてしまうからです。運動をしなくても長時間同じ姿勢でいれば疲労してしまいます。なので、疲れない程度に動いたり、運動するなら適度な運動がいいです。もし逆子を治したいなら、鍼灸を受けたりセルフケアをしてみてください。
ということです。