ドクターに言われたけど、どういう理由があるのか知りたい!逆子になると、どうにかして自分で治したい!と思いませんか?
逆子体操とは別に「寝方」を変える事で治せるのか?
それについてこの記事で「実際の症例」を紹介しながら解決していきます。
本記事はこんな方にオススメです
♦︎ 寝方を変えるように指導された。
♦︎ 寝方を変えたけど治らない。
♦︎寝方を変えたら、腰痛になった。
*実は逆子は科学的根拠がありません。
なぜ逆子になっているのか科学的に原因はわかっていません。
なので、僕は「逆子が治った実例」を基に、僕なりの仮説を解説していきます。あくまで「僕の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。
目次
- 逆子は寝方で治る!?
・寝方で逆子を治す方法にエビデンスはありません。
・寝方で逆子が治る原理
・逆効果になることもあります。 - 寝方で逆子を治す方法が逆効果なった方の【実例】
・ずっと同じ向きで横向きになっているために腰痛になった。
・腰痛があると治りにくいです。
・腰痛があると治りにくいと仮定する根拠。
・腰痛を改善したら治りました。
【逆子は寝方で治る!?】逆子を絶対治したい方必見です。
寝方で逆子を治す方法にエビデンスはありません。
来院される患者さんから「寝方で逆子を治す方法を自宅で行なっているんですが、効果はあるんですか?」とよく聞かれます。その時僕はこう答えます。「わかりません。」
なぜなら、寝方で逆子を治す方法にはエビデンス(科学的根拠)がないからです。
では、なぜ横向きを勧める産科医がいるのでしょうか?
それはある仮説に基づきます。
寝方で逆子が治る原理
寝方で逆子が治る原理の仮説とは、
「頭の重さを利用することで逆子が返る」という仮説です。
胎児の背中が天井を向くように横向きになることで、赤ちゃんの重い頭が重力で下に動くことで逆子が治りやすくなるという原理です。これにはリスクがありません。なので、産科医はこれを勧めているんだと思います。
しかし科学的根拠が無いために、逆子体操も、この横向きの方法も勧めない産科医も実は多いです。
逆効果になることもあります。
リスクがないと言ったのは「胎児」に対してです。しかし、気づかないところにリスクは隠れています、、
それは母体が腰痛になることです。
逆子になったと診断を受けた母体はとても不安に思います。そして藁にもすがる思いで、指導をされた横向きに寝て逆子を治す方法を行います。指導された母体は一生懸命同じ向きで寝るんですが、同じ向きで寝ることで母体が腰痛になります。この腰痛が起きてしまうと逆効果になります。腰痛になってしまったら、すぐに辞めて近くの鍼灸院で逆子治療を受けることをオススメします。
次に実際に逆効果になった妊婦さんの実例を話します。
寝方で逆子を治す方法が逆効果なった妊婦さんの【実例】
ずっと同じ向きで横向きになっているために腰痛になった。
かかりつけの産科医に「横向きで寝て」と言われて頑張って行っている妊婦さんでした。頑張りすぎて横になっている間は一切寝返りを打たず、それを毎日していたら腰痛になったそうです。
それもそのはず、車の運転や新幹線などで長時間座っていたり、寝返りの打てない狭いところで寝ると腰が痛くなりますよね?同じ方向で寝続けるというのは、それと同じことをしています。
毎日同じ方向で寝返りを打たずに寝るというのは「毎日8時間車に座りっぱなしで寝ている状態」と同じなんです!
寝返りは無意識にこれが起きないようにしています。
寝返りをしないのは、当然腰も痛くなりますよね、、
腰痛があると治りにくいです。【そう仮定する根拠】
他の記事でも紹介していますが、僕が治療をしていて1番に感じる逆子の本当の原因は「母体の疲れ」です。
なぜなら、来院する妊婦さんのほとんどが疲労しているからです。
疲れることで、肩こり、腰痛、血流障害、ホルモンの乱れが生じて逆子が治りにくい身体になってしまいます。逆子治療に来る半分以上の方に腰痛と肩こりがあります。
僕が診た妊婦さんの中で腰痛があった方の統計を取ると、来院された方のおよそ65%が腰痛を持っていました。下記が統計グラフになります。
実際に患者さんに書いていただいたものです
これはほんの一部ですが、他にもたくさんの方が腰痛があると答えました。
腰痛を改善したら治りました。
腰痛があったので、腰痛を治すことにしました。この方に行った腰痛の治療方法は
逆子の妊婦さんの腰痛治療方法
✔︎ マッサージ
✔︎ 鍼治療
でした。
僕は普段逆子治療だけでなく、「痛みの治療」も行っているので腰痛を治すのは得意です。この方も1回で腰痛が良くなり、2回目には腰痛をほとんど感じにくくなりました。
また腰痛が減少するのに反比例して、胎動が増えたそうです。逆子治療では胎動を増やすことで治りやすくなるので、これも僕が腰痛が逆子を治りにくくすると考える理由の1つになります。
もちろん、逆子の治療としては、お灸をしたり、遠赤外線も合わせて行いました。
腰痛の治療と一緒に、逆子の胎動が増えるようなツボを使って治療をしたら4回目に無事に逆子が治りました。
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