nstagramで逆子について発信していると、

という相談や質問を受けることが多いです。
今回はそんな妊婦さんのために、
お灸のやり方をテーマに、実際にお灸をやりながら説明していきます。
今回紹介するお灸は、以前にお灸のレビューを紹介した動画で紹介した僕がオススメする「せんねん灸の奇跡」と棒灸の「irodori」を使用して、お灸のやり方を紹介していきます。
ドラッグストアやネットで買えるようなお灸は、せんねん灸や長生灸が多いので、この動画を見れば「せんねん灸の奇跡」ではなくてもやり方がわかります。
今回のお話の根拠には世界中で発表されている論文があります。
逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。
Googleで「breech」検索するだけで98,300件もヒットします。
それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
目次
- 逆子を治すためのセルフお灸の方法・やり方
- 逆子のセルフお灸はどれくらいやるのか
- お灸が逆子に効くメカニズム
逆子・逆子治療についての研究は世界中行われていますが、科学的根拠はありません。
なので、私が施術をした「逆子が治った実例」を基に、私なりの仮説を解説していきます。
実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。
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逆子を治すためのセルフお灸の方法・やり方
お灸のやり方の手順は3つです。
① お灸をツボに貼る
② ライターで火を付ける
③ 熱く感じたらお灸を外す
これは動画で説明しているので詳しくはそちら見ていただければと思います。
逆子のセルフお灸はどれくらいやるのか
どれくらいやればいいのかというと、基本的には毎日です。
発表のあった研究では、多くが毎日やっています。
研究ではだいたい1回15分~20分、1日3回を毎日やっています。
その結果逆子の矯正率はお灸をやらない妊婦さんより約20%くらい良くなります。
研究では、せんねん灸と棒灸をツボによって使い分けていることが多いです。
至陰の場合は、棒灸。他のツボではせんねん灸。
といった具合に使い分けています。
その理由は、至陰は足の小指にあり、せんねん灸を貼り付けるのが難しい場合があるからだと思います。
ですが、せんねん灸でも十分に効果を出せます。
やりやすい方を選ぶのがいいと思います。
選び方は説明しているのでそちらを見てみてください。
次はどうしてお灸が効くのかを簡単にお伝えしていきます。
セルフお灸が逆子に効くメカニズム
お灸がをする意味は炎症を起こすこととお伝えしました。炎症を起こすことで起きる生体反応を利用して効果を出します。
火傷を起こして炎症を起こさせます。体は火傷が起きるとそれを治そうとします。
それを治すために周りの血流を良くしたり、治すための栄養を送ったり、神経が刺激されて反射が出たり、色々な反応が起きます。
この反応が炎症です。
よく炎症は悪いもののイメージがありますが、実際には治癒させるためのいいものです。
そういった反応を起こさせることでカラダに反応を起こします。
例えば、有名な逆子のツボの至陰にお灸をすると子宮の血流が良くなることが研究でわかっています。
子宮は筋肉でできています。筋肉の血流が良くなることで、その子宮が柔らかくなって伸びやすくなり、胎児が回りやすくなることが考えられます。
そういった反応を体に起こすためにお灸をします。
だから、反応をさせるためには、熱いや温かいといった刺激が必要ということです。
注意事項として、火傷しないように気をつけてください。
僕が逆子治療をしていて、来る前に自分でお灸を試したという妊婦さんがいらっしゃいます。
その妊婦さんには、火傷してしまっている妊婦さんが多くいます。治したい一心で熱くても我慢してやってしまいます。
火傷しなくても治ります。
刺激をするから効くんですが、効きすぎはやりすぎです。ドウゼオーバーやオーバードウゼといいます。
本来は一回でも熱いと感じたらそれでも体には反応が起きます。
お灸は炎症を起こすことに意味があります。そして炎症は熱いと感じたら小さく起きています。
なので、1回でも効果はあります。
1回で効く根拠として、僕が逆子治療をしていてお灸をする場合は1回しかしませんが治っています。
刺激は多い方がいいので、研究のように何回もやる方が効きますが、やればいいというものでもありません。
刺激の量に気をつけて、火傷しないように気をつけて行ってください。
また、専門家ではなく、妊婦さんが自分でお灸をすることで逆子が治りやすくなることも研究で証明されています。
だから、もし時間があって余裕があるなら、自宅でお灸をするのもいいと思います。
まとめ
この動画を簡単にまとめると、お灸のやり方は動画で紹介した通り、やり方はとても簡単です。
熱くなったらやめる。熱くなったらやめる。それを無理ない範囲で繰り返してください。
時間があるなら研究と同じように毎日3回15分~20分やってみるといいと思います。多ければ多いほど効くからです。
ただし、1回でも効果はあります。
僕の経験上でも、科学的に考えてみても1回でも効果はあります。
注意事項として、火傷しないように気をつけてください。