みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。今回は逆子のセルフお灸についてお話しします。別の記事で紹介した僕がオススメするお灸を2つお伝えしました。そのセルフお灸を紹介します。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
手持ち型で逆子の
セルフお灸
棒灸で逆子のセルフお灸はとても簡単
以前にお伝えしたお灸は据え置きタイプと手持ちタイプのお灸です。そのうち世界中の逆子に対するお灸の効果を調べる研究で使われているお灸が手持ちタイプのお灸です。僕がいちばんお勧めしているお灸なので、まずはそれから手順をお伝えします。
逆子で逆子のセルフお灸をする手順
- 火を付ける。
- ツボに近づける
- 熱く感じたら離す。
- ツボに近づける
- 熱く感じたら離す。
をひたすら繰り返すだけです。
棒灸で逆子のセルフお灸をやる時間と回数
これをどれくらい繰り返すのかというと、5分程度です。一応研究では1回20分〜30分を1日に3回やっています。ですが、5分程度でも十分に効きます。ただし、回数が多い方が効くし、時間も長い方が効くので時間に余裕があるなら研究と同じくらいやってみてもいいと思います。
棒灸で逆子のセルフお灸をする時のポイント
逆子のセルフお灸は熱く感じることが大切
ポイントは熱く感じることです。熱く感じることに意味があるので、熱く感じてから離します。温かさを感じる程度でも効きますが、熱く感じる方が効きます。ただし、熱いのを我慢する必要はありません。“熱く感じるけど、我慢はしない。”ことを心がけてやってみてください。
次は、実際にやりながら説明します。
棒灸で逆子のセルフお灸の実演
01:00 から棒灸のやり方になります。チャプターもあるのでみてみてください。
据え置き型で逆子の
セルフお灸
据え置きタイプの逆子のセルフお灸も超簡単
次は据え置きタイプのやり方です。紹介した動画でも話していますが、これの1番のメリットは1人でやりやすいことです。さっきの手持ちタイプのお灸だと、1人ではやりにくい妊婦さんもいます。ですが、こっちは調節ができません。熱く感じられない妊婦さんが多くいます。熱く感じられるお灸を使うのがポイントです。
据え置きタイプで逆子のセルフお灸をする手順
- 火を付ける。
- ツボに貼る。
- 熱く感じたら剥がす。
をひたすら繰り返すだけです。
据え置きタイプで逆子のセルフお灸をする回数
お灸自体、回数と時間が長い方がいいのでこれも同じで繰り返します。行う回数は5回くらいがいいと思います。
据え置きタイプのポイント
据え置きタイプのポイントは熱く感じることです。もし、熱くも温かさも感じないならやる意味はありません。最低でも温かさを感じないと無駄です。もっと熱いお灸を買ってください。実際にやりながら説明します。
せんねん灸で逆子のセルフお灸をする時のポイント
せんねん灸の逆子のセルフお灸では熱く感じない人が多い
ポイントはせんねん灸も熱く感じることです。棒灸は暑く感じやすいですが、せんねん灸は熱く感じないどころか温かさも少しも感じないという妊婦さんがいます。温かさも感じないなら意味ありません。ちゃんと熱く感じられるか、少なくても温かさを感じられるお灸を使うことがポイントです。
次は、実際にやりながら説明します。
逆子のセルフお灸の実演
04:22 からせんねん灸のやり方になります。チャプターもあるのでみてみてください。
逆子のセルフお灸は
簡単だけど効果が違う
セルフお灸は簡単だけど効果で選ぶなら断然棒灸
やり方はどちらのお灸も簡単です。メリットが少し違います。どちらも自宅で行うのにとてもいいと思います。手持ちタイプの棒灸でお灸をできるなら、絶対にそっちの方がいいです。なぜなら、熱く感じられる回数が多いからです。棒灸は5分間で何回も熱いと感じることができますが、据え置きタイプはじんわり温まるので熱を感じるまでに時間がかかります。効果だけをみたら、棒灸の方がいいと思います。
逆子のセルフお灸に合わせたお灸選びを!
ただし、1人ではできない人もいるので生活スタイルに合わせて選んでください。ちなみに、棒灸を線香で代用することもできます。お灸は遠赤外線がでるので、もちろんお灸の方が効くんですが、線香でも同じようにできます。まずは試してみたいという方は線香でやってみてください。それぞれのメリットについては下記記事をご覧ください。