逆子に蹴られる位置は膀胱だけじゃない

【日本逆子治療協会】逆子に蹴られる位置は膀胱だけじゃありません。

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagramでこんな質問をいただきました。この記事ではこの質問に答えます。逆子と言えば膀胱を蹴られるイメージがある人が多いとおもます。ですが、逆子に蹴られる位置は膀胱だけではありません。今回は逆子に蹴られる位置をお伝えします。

膀胱を蹴られるようになりました。それって逆子ですか?

 

 

今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。

 

逆子に最も多く蹴られる位置はどこ?

逆子で最も多く蹴られる位置

逆子の場合、蹴られる位置は膀胱感じることが多いです。逆子は頭が上の状態になります。なので、足が下になります。そこで足を動かせば、近くにある膀胱に振動が伝わり膀胱を蹴られる感じがします。僕が逆子治療をしていて逆子の妊婦さんに蹴られる位置を聞くとほとんどは膀胱です。

逆子が蹴る膀胱

逆子に蹴られる位置はさまざま

逆子と言えば膀胱というイメージの方が多いと思います。今お伝えしたようにほとんどは膀胱を蹴られるように感じていますが、全てではありません。実際の逆子の妊婦さんがみんな膀胱に感じているかというと違います。逆子の妊婦さんに聞いた別の蹴られる位置を紹介します。

 

逆子に蹴られる位置7つ

逆子の妊婦さんが膀胱以外に感じる蹴られる位置です。

  • 下腹部
  • おへその下
  • 恥骨
  • お尻の穴
  • 股関節
  • 横腹
  • あばら
  • どこを蹴られるかわからない

 

逆子で蹴られる位置は色々ある

これは実際に逆子治療をした妊婦さんから聞いた蹴られる位置になります。このように逆子の妊婦さんは色々な場所に胎動を感じています。膀胱を蹴られてないから逆子とは限りません。

 

蹴られる位置だけでは逆子かわからない

逆に、蹴られる位置が膀胱だから逆子というわけでもありません。膀胱を蹴られる感じがすると言っていた妊婦さんが、エコーで調べたら逆子が治っていたということもありました。

 

蹴られるのではなく叩かれることも

それは足ではなく、手の動きや頭の動きを感じています。初産の妊婦さんは胎動を感じるのが初めてで、手の動きと足の動きの区別がつかない妊婦さんがいます。また、逆子が治らない妊婦さんは胎動が少ないことが多くどこを蹴られているかわからないというのも逆子の妊婦さんの特徴の一つです。

 

逆子の9割は膀胱を蹴られる

ですが、やっぱり逆子の妊婦さんに効くと9割くらいは膀胱を蹴られると感じています。だから、逆子時に蹴られる位置について僕は多くの場合は膀胱と答えます。

お腹をさする逆子の妊婦さん

 

蹴られる位置が変わっても逆子は大丈夫?

蹴られる位置が変わって逆子になっていても治る

逆子のほぼ全ては自然に治ります。特にまだ週数が26週~30週の間の妊婦さんは自然と治る可能性は高いです。なので、今膀胱を蹴られるようになったからと不安に思うことはありません。また、30週以降でも逆子になった時にすぐに逆子のケアを始めれば逆子が治る可能性は高いです。

 

逆子になっても心配ない!

今この記事を見ている方は、膀胱を蹴られるようになって「逆子かも?どうしよう・・・」と心配になっている妊婦さんだと思います。蹴られている感じがするなら多分逆子です。ですが、心配することありません。

 

逆子になってすぐは治りやすい

逆子になれているということは逆子になれるだけの胎動とスペースがあります。なので、逆子が治るだけの胎動とスペースがあることが考えられます。ですが、逆子のままにしておくと逆子のままどんどんスペースがなくなっていきます。だから、逆子のセルフケアは早い方がいいです。なので、逆子のままにならないようにできることは早めにしておくべきです。最後に簡単なセルフケアをお伝えします。

逆子を診る先生

 

蹴られる位置が変わった感じがした時にするべきこと

蹴られる位置が変わって逆子の感じがするならお灸をするべき

1番いい方法はお灸です。世界中の研究で逆子を治すならお灸がいいと結論づけています。研究の中には試した妊婦さんの90%以上のさかごが治ったと言うものもあります。なので、もし逆子ならお灸をするのが1番いいです。研究で使われているお灸や、セルフお灸の方法について詳しくは別の記事で話しています。

 

胎動とスペースが増える

逆子を治すのに重要なことは胎動とお腹のスペースを増やすことです。逆子が治らない多くの原因は胎動とスペースが少ないことにあります。お灸をすることで胎動とスペースが増えるんですが、それ以外にも胎動とスペースを増やす方法はあります。僕がお灸以外におすすめしている方法は4つあります。気になる方は見てみてください。

 

【逆子に蹴られる位置】まとめ

簡単にまとめると、逆子の時に蹴られる位置の多くは膀胱です。ですが、膀胱だけでなく色々なところに感じることがあります。もし膀胱を蹴られる感じがしたら早めに逆子のケアをすることをオススメします。なぜなら、早ければ早いほど逆子は治りやすいからです。もし逆子を治したいなら、お灸と僕がオススメする逆子のセルフケア4つを参考にやってみてください!

ということです。

 

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