みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。
今回は【靴下を履けば冷えが良くなり逆子は治りやすくなるのか?】をテーマにお伝えしていきます。
僕が逆子治療をしていて、多くの人が厚手の靴下を履いています。または、二重にして履いています。寒い時はもちろんいいと思いますが、真夏で暑い日に厚手の靴下を履いたり、靴下を二重にするのは良くないです。腹巻だとか、服を無理に厚着する同じです。足が冷えている理由は、靴下が薄いからではありません。そもそも、逆子の原因は冷えではありません。今回は靴下を二重に履かない方がいい理由をお伝えします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
靴下を履いても逆子は治らない。むしろ、履かない方が治りやすい。
まず始めに、逆子は靴下を履いても治りやすくなりません。それは冷えが原因ではないからです。「逆子 原因」でGoogleで検索するとわかりますが、逆子の原因やメカニズムはわかっていません。冒頭でお伝えしたように、研究は進んでいて証明されていることも多いですが、逆子が治らない原因についてはまだ完全にわかっていません。
冷えは逆子の原因ではない
つまり、逆子は「冷やしてはいけない」「逆子の原因は冷え」というのには科学的根拠がありません。たぶん逆子の原因は冷えと言われるようになったのは、逆子が治りにくい妊婦さんは冷えている人が多く、冷えている妊婦さんは逆子が治りにくいからです。
冷える原因と逆子が治らない原因は同じ
その冷えてしまうのには、原因があり、その冷える原因こそが逆子が治らない原因だと僕は考えています。詳しくは逆子の原因についてお話ししている動画があるので、ここでは割愛します。
詳しくはこちら→冷えではなく【〇〇】が逆子が治らない原因。研究論文と独自の統計があります。
冷えが原因ではないなら、無理に靴下を厚くする意味もないはずです。また、無理に厚くするのは、むしろ逆効果になります。この記事で1番言いたいことは、靴下を無理に厚くすると逆効果になると言うことです。
靴下を履くと逆子が治らず逆効果になる理由
なぜなら、暑く蒸れた足になり母体がストレスを感じるからです。先ほどの動画で詳しくお伝えしていますが、母体がストレスを感じると胎動が減ります。これを科学的に証明している論文をまだ僕は見ていませんが、明らかに影響しています。
蒸れた足って気持ちいい?
想像してみてください。一日中蒸れた足を。想像するだけで気持ち悪くてしかたないはずです。僕は気持ち悪いです。そうするとストレスを感じます。ストレスを感じるから、胎動が減り、逆子が治りにくくなります。
無理に靴下を履くと起きることの具体例
科学的な例を挙げると、緊張した時を思い出してみてください。緊張して興奮した時に、手や足、脇の汗が滲んだ経験があると思います。緊張していない時にその状態を作り出すと、体が徐々に興奮状態になってきます。
靴下を履いて足汗を掻くと興奮する
- 例えば、先ほどのように靴下を厚く履いて、無理やり汗を掻くようにすると、緊張状態に近づきます。
- 例えば、イライラしている顔をしていると、本当にイライラしてきます。
このイライラするのは僕がもっとも尊敬するうちの1人、世界的権威のある心理学者のポールエクマン博士の実験で証明されています。そのように体や表情などの肉体を緊張状態に近づけると、精神的にも緊張状態に近づいてしまいます。こういった理由から、靴下を無理に履くことはオススメしていません。
服や腹巻(腹帯)も同じ
それは、服の厚着も、腹巻も同じです。もちろん、冷えているなら冷えないようにするべきです。僕が言いたいのは、寒くもないのに、無理して厚くする必要はないということです。足が冷えていても、大抵は外気温が原因ではありません。「ずっと靴下履いてるのに、足が冷えちゃう。」と言う妊婦さんがいますが、それは原因が外気温ではないからです。それについては、途中で説明した動画で説明しているので、それをみてみてください。
まとめ
簡単にまとめると、結論は、靴下を無理して履くと逆効果。なぜなら、ストレスを感じるから。具体例として、緊張した時の足汗をかくのと同じ状態。重要なことは、冷やさないことはとても大事。もし逆子を治したいなら、暑いのに無理して履かないこと。
ということです。