“37週”出産直前【ギリギリで治った】逆子を紹介します。

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

 

逆)妊婦さん
逆子がギリギリで治った実例ってあるの?

こういった疑問に答えます。

 

目次

  1. “37週”出産直前【ギリギリで治った】逆子を紹介します。
  2. “37週”ギリギリに治った実例の紹介

 

実は逆子、逆子治療は科学的根拠がありません。

なぜ逆子になるのか、なぜ逆子治療で逆子が治るのか科学的に原因はわかっていません。

なので、私が施術をした「逆子が治った実例」を基に、私なりの仮説を解説していきます。

あくまで「個人の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。

実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。

 

“37週”出産直前【ギリギリで治った】逆子を紹介します。

ギリギリで治ったのには理由がある。

 

最初に、この記事で一番お伝えしたいことは「37週で治ったのには理由がある。」ということです。

 

ギリギリで治ったのはスペースがあったから

 

37週でも逆子が治ったのは、それだけのスペースがあったからです。

 

普通は31週から羊水が減り始め、胎児が大きくなるために逆子はどんどん治りにくくなります。

なので、多くの妊婦さんの逆子は37週に治りません。

 

ですが、この妊婦さんにはスペースがありました。

 

37週でもスペースが残っている要因は2つ

 

 

・経産婦
・もともと体質で子宮に軟性がある。

 

経産婦

 

一度子供を産んでいる方はとても逆子が治りやすいです。

私が逆子治療で取っている統計でも、断然治りやすいです。

 

産んでいれば産んでいるほど治りやすいです

 

第5子に初めて逆子になった人も診ましたが、他の人では治りにくい状況でも簡単に治りました。

ちなみに私の統計では以下のようになります。

 

 

逆子が治る確率

第1子 - 57%
第2子 - 84%
第3子 - 89%

 

この統計は妊婦さんの状態を加味していません。これ以外の方が重要な要因になることが多いです。

 

ですが、この統計から明らかに出産経験がある方が治りやすいことがわかります。

経産婦さんが逆子が治りやすい理由は、一度子宮が伸びているからです。

 

初産婦は胎児に合わせて少しづつ子宮が伸びていきます。

経産婦の場合、以前の出産で子宮は一度伸びています。なので、伸びやすいはずです。

 

そうすれば、胎児が動きやすくなり逆子は治りやすくなります。

 

もともと体質で子宮に軟性がある。

 

逆子が治りにくい状態でも、経産婦さんであれば圧倒的に治りやすいという話をしました。

 

第1子の場合でも、明らかに統計上治りにくい状態なのに治る妊婦さんがいます。

それはもともと体質で子宮に軟性があるからです。

 

もともとの体質で子宮に軟性があれば、出産経験がなくても子宮は伸びやすいです。

子宮が伸びやすいから逆子でも治ります。

 

実際に私が子宮を触ったことがあるわけではありません。

 

ですが、以前にオペをするお医者さんが逆子治療に来院した際に聞いてみたところ、「子宮の軟性に個人差がある」と言っていました。

 

それが子宮に軟性がある根拠になると思います。

 

“37週”ギリギリに治った実例の紹介

実際に逆子が治った方の状況

 

実際にこの妊婦さんに今の条件を当てはめてみます。

 

この方は、第2子を妊娠されていました。

仕事は34週まで勤務していました。

34週まで1日8時間座りっぱなしの事務仕事をしていれば、疲労でいっぱいなのが想像できます。

 

33週に逆子の診断を受けて、その日に来院して頂けました。

33週から逆子治療を初めて、検診のたびに逆子になったり治ったりしていました。

 

正確には下記のような経過でした。

33週逆子→33週治る→34週逆子→34週治る→35週逆子→37週治る

 

ギリギリまで仕事をしていて逆子が治りにくいのに、逆子が治った要因。

 

この方のようにギリギリまで仕事をしている方は逆子が治りにくいです。

 

なぜなら、他でも話していますが母体の疲労があると逆子は治りにくいからです。

 

実際に私のところへ来院する方の91%は仕事をしているか、近々に産休に入っています。

それでも治ったのは、お腹にスペースがあったからです。

 

お腹にスペースがあったのがわかる根拠は2つです。

 

根拠2つ

・33週に逆子になった。
・くるくるしていた。

 

33週に逆子になった。

 

ほとんどの場合、30週くらいまでには逆子の診断を受けます。

ですが、33週に逆子の診断を受けました。

 

これは33週になっても逆子になれるだけのスペースがあることの裏付けになります。

 

遅い週数でも逆子になれるスペースがあるなら、逆子が治るだけのスペースがあるという根拠になります。

 

くるくるしていた。

 

この方は33週から37週までずっとくるくるしていました。

 

それだけくるくるする妊婦さんは珍しいです。

 

くるくるする妊婦さんが珍しい中、これだけくるくるするのも珍しいです。

 

それだけくるくるできるだけのスペースがあったという根拠になります。

 

まとめ

 

37週でも、こういった要因があれば逆子は治るかもしれません。

もちろん、こういった要因があっても治りにくい要因があれば治らない場合もあります。

 

ですが、私の臨床経験では、37週でも逆子が治っている事実はあります。

もし、37週でも逆子のままで心配なら、逆子治療を受けてみてもいいと思います。

 

もしかしたら治るかもしれません。

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