みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagramでこのような質問をいただきました。
ドライヤーを使った逆子の治し方もあります。どこをドライヤーで温めれば逆子が治りやすくなるかお伝えします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
ドライヤーを使った逆子の治し方
ドライヤーで逆子を治すには、ツボを温めます。逆子を治すには胎動とスペースを増やす必要があります。胎動つスペースが増えやすくなると研究で発表されている場所を3つお伝えします。
逆子を治すためにドライヤーで温める場所3つ
- 足首
- お腹
- 首
それぞれ理由を説明します。
❶足首
正確にはうちくるぶしです。三陰交というツボがあり、逆子が治りやすくなることは世界中の研究で証明されています。研究ではお灸をしていますが、熱を感じられればなんでも効きます。なので、ドライヤーで温めても効果はあります。
胎動とスペースが増える
温めることで子宮の血流が良くなることが研究でわかっています。血流が良くなれば子宮が柔らかくなり、お腹が張りにくくなります。そうなればお腹にスペースができるので逆子は治りやすくなります。また、胎動が増えることも研究で証明されています。実際に僕が逆子治療で三陰交を刺激しても胎動が増えています。
だから、ドライヤーで足首を温めれば逆子は治りやすくなります。
❷お腹
上腹部と下腹部、つまりおへその上と下に逆子が治りやすくなるツボがあります。なので、そこを温めれば逆子は治りやすくなります。
胎動とスペースが増える
下腹部を温めれば、足首と同じように子宮の血流が良くなり逆子が治りやすくなります。また、上腹部を温めれば胃腸のバランスも整います。胃腸のバランスが整うと自律神経も整い、胎動が出やすくなります。胎動で逆子は治るので、胎動が多い方が逆子は治りやすいです。
だから、ドライヤーでお腹を温めると逆子は治りやすくなります。
❸首
首回りには自律神経を整えるツボがたくさんあります。自律神経が整えば胎動が増えやすくなります。
神経やホルモンのバランスが整う
また、逆子が下を向こうとするのに母体の脳の神経や、脳で作られるホルモンが影響します。なので、母体の脳の血流が良い方が逆子は治りやすいです。その脳の血流を良くすることができるのが首です。母体の心臓と母体の脳の間に首があります。その首が凝っていると、血流が悪くなってしまい逆子が治りにくくなります。その血流を改善するために首を温めます。
なので、ドライヤーで首を温めます。
ドライヤーで温める回数と時間
回数は多い方が効きます。朝と夜がやりやすいと思います。1回の時間は30秒くらいで十分だと思います。ドライヤーは同じところに当て続けると結構熱くなります。熱く感じれば充分効くので、そんなに長い時間を行う必要はありません。
ドライヤーで温める時の注意事項
必ず無理に行わないようにしてください。長時間行うと火傷します。肌に直接触れないので安全かと思われがちですが、かなり熱くなります。熱く感じたら終わりにするように気をつけてください。
逆子の治し方がお風呂
ではなくドライヤーの理由
逆子の治し方がドライヤーなのは温めるのが目的ではないから
ここまでの話で「温めればいいならお風呂でもいいんじゃないの?」と気になる人もいると思います。僕がお風呂ではなくドライヤーをお勧めするのは、温めることが目的ではないからです。上記で話した3箇所を刺激することが目的だからです。
ツボだけを温める必要がある
それぞれを刺激することで反射が起きるから、逆子が治りやすくなります。刺激したい場所以外も一緒に刺激すると、刺激がぼやけてしまいます。だから、刺激したいところだけを温める必要があります。
温めるならドライヤーよりお風呂
もし、体を温めることが目的ならもちろんお風呂に入った方が温まります。ドライヤーを使う理由はそこだけを温めて刺激する必要があるからです。ホッカイロを貼ってもドライヤーと同じように効きます。お風呂に入って体を温めつつ、ドライヤーでツボを刺激するのが1番いいです。
ドライヤーとお風呂の順番
ドライヤーをやるのは、お風呂の直前直後以外であれば大丈夫です。直前だと局所で温めても、全体が温まるので刺激がぼやけます。また、直後だと全体が暖まっているのでドライヤーの刺激を感じにくくなります。お風呂の直前直後以外の時間でドライヤーで温めてみてください。
ドライヤー以外の逆子の治し方
ドライヤーよりもお灸の方が逆子は治りやすい
ドライヤーはどこの家庭にもあるので、とても使いやすいと思います。ですが、やっぱりお灸で温めた方が効果があります。なぜなら、お灸は遠赤外線を発するからです。遠赤外線は体の深部まで熱が浸透します。
遠赤外線
例えば、良く炭火焼は美味しいといいます。その理由は遠赤外線でゆっくり奥まで火が通るから。と聞いたことがある人は多いと思います。同じ原理です。また、遠赤外線は妊婦さんの体から水銀やダイオキシンなどを排泄する作用があります。逆子のためにも、妊婦さんや胎児のためにも遠赤外線を発するお灸の方がいいです。
世界中の研究者が推奨するお灸
世界中の研究で逆子を治すならお灸がいいとされています。その理由は安価で手軽に行うことができて、なおかつ逆子が治るからです。研究の中には90%以上の逆子が治ったものもあります。お灸はAmazonや楽天市場で1000円程度で買うことができます。
もし逆子を治したいなら、絶対にドライヤーよりもお灸の方がいいです。
お灸をするなら棒灸
お灸から連想するのは、肌に直接おくものだと思います。ですが、研究で使用されるお灸は違います。棒灸というものを使用しています。もしお灸をするなら棒灸を使ってください。僕がオススメする棒灸はirodoriです。家庭で使用するのに向いている棒灸になります。
棒灸のやり方はYouTubeで紹介しているので、お灸をしてみたいという方は見てみてください。
研究で行われるお灸のやり方
ドライヤーを使った逆子の治し方【まとめ】
簡単にまとめると、ドライヤーを使った逆子の治し方は足首、お腹、首の3箇所を温めることです。なぜなら、胎動とスペースが増えて逆子が治りやすくなるからです。もし、体を温めたいならお風呂に入った方がいいです。逆子を治すためにはドライヤーで部分的に刺激する方が逆子は治りやすくなります。ドライヤーでも逆子は治りやすくなりますが、お灸の方がいいです。もし試したいなら、紹介している動画を参考にしてみてください。
ということです。