逆子をどうしても治したい。そんな人は読んでみてください。

【逆子をどうしても治したい時にやるべきこと2つ】どうしても治したい人だけ読んでください。

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこのような質問をいただきました。この記事では逆子を治す方法をリスクも踏まえてお伝えします。

逆子をどうしても治したいです。何をしたらいいですか?

 

今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。

 

逆子をどうしても
治したい場合にできること

逆子をどうしても治したいならこの2つ

逆子を治す方法は2つです。

  1. 外回転術
  2. 鍼灸

どうしても治したいなら、2つとも試してみるべきです。それぞれリスクや確率が違うので、詳しくお伝えします。

逆子をどうしても治したいなら外回転術

どうしても治したいなら外回転術も

外回転術は産科のドクターが行うものです。ドクターの手で胎児を直接回します。治る確率は60%くらいと言われています。僕が逆子治療をしていて逆子の妊婦さんや助産師さんに聞く話だと、実際には確率はもっと低いようです。ですが、それは先生によって違います。

逆子をどうしても治したいと外回転術をした妊婦さんの例

僕が逆子治療をしている近くには、外回転術をしている病院が2つあります。ひとつは治る確率はかなり低く、もうひとつはとても高いです。治る方の病院を逆子の妊婦さんに勧めることが何回かあったんですが、紹介した人のほとんどが治っています。

外回転術はリスクが高い

外回転術をしている病院が2つしかないのは僕が住んでいるのが田舎だからではありません。基本的には外回転術が推奨されないからです。なぜなら、リスクが高いからです。胎児や母体の体調が急に変わり、緊急の帝王切開になることもあります。また、痛いこともあります。これは人によって違うし、先生の技量によっても変わります。

母子ともに健康で出産を終える

基本的には、母子ともに安全で無事に出産を終えることが産科の目的です。リスクが高い方法を勧めることはほとんどないです。帝王切開は母子ともに安全に出産を終えるとても素晴らしい医療です。無理に治そうとせず帝王切開を選択する先生の方が圧倒的に多いです。

授乳をする逆子の妊婦さん

逆子をどうしても治したいなら鍼灸が1番

逆子を治したいなら世界中で薦められる鍼灸

鍼灸は世界中の様々な研究論文で逆子にいいとされています。なぜなら、リスクがないからです。足の小指に妊婦さん自身でお灸をするだけで逆子が治りやすくなります。外回転術はリスクが高く、お金もかかります。ですが、お灸は家で手軽にできるし、薬局で買えます。Amazonでも買えます。だから、鍼灸はいいです。

鍼灸は90%以上の逆子が治る

治る確率は研究によって違いますが、90%以上治る研究もあります。鍼灸はリスクが低く、治る確率も高く、料金が安く、手軽にできます。僕は鍼灸師で逆子治療をしていて、どれだけ逆子に鍼灸が有効なのかを感じています。なので、逆子を治したいなら鍼灸はとてもいいと思います。

逆子をどうしても治したいなら自宅でセルフケア

まずは自宅でやってみることをお勧めします。それが不安なら同時に鍼灸院にも通ってみてください。僕がオススメのお灸のリンクを貼っておくので是非みてみてください。お灸のやり方もYouTubeで動画で説明しているので、そちらも貼っておきます。

逆子を治す棒灸

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逆子をどうしても治したい時に
1番オススメの方法

逆子をどうしても治したいと思う時は外回転術

「逆子を治すにはどうしたらいいですか?」と質問をされたら鍼灸がいいと答えます。研究で証明されているし、効果を実感しているからです。ですが、来院した妊婦さんの逆子で多分鍼灸では治らないだろうという人がいます。その時は外回転術を勧めます。

鍼灸で逆子が治らない特徴

治らなそうだなと思う人は3つの特徴があります。

  • 週数がすでに遅い
  • 診断から時間が経過している
  • 疲労が強い

この3つに当てはまる場合は外回転術を勧めます。

逆子をどうしても治したいならそういう選択肢もある

勧めるというよりも、そのほうが治る確率は高いと伝えます。僕も産科の先生と同じで、逆子を治すことよりも母子ともに安全で出産が終わることを望んでいます。ですが、仕事の都合であったりしてどうしても治したいという妊婦さんもいます。そういった場合は全てを試してみたいと思うはずです。外回転術のリスクを話した上で、そういう方法もあることをお伝えします。

 

逆子をどうしても治したいなら
2つとも試すべき理由

逆子をどうしても治したいならどちらも行う

どうしても治したいなら、2つとも試すべきです。なぜなら、鍼灸をすれば外回転術の成功率が上がるからです。外回転術で治らない要因の一つにお腹が張ってしまうことがあります。もちろん、張りにくいようにしてから施術しますがそれでも人によって張りやすさが違います。お腹を張りにくくすることが重要なんですが、それを鍼灸でできます。

鍼灸を受ける逆子の妊婦さん

逆子をどうしても治したいまずは鍼灸を試してから外回転術

まずは鍼灸をしてみて、治らないようだったら外回転術を試すのがいいと思います。鍼灸で治らなくても体調は改善するし、お腹が張りにくくなるので無駄にはなりません。なので、どうしても逆子を治したいと言われたら、僕ならどちらもやるべきとお伝えします。

 

逆子をどうしても治したい「まとめ」

簡単にまとめると、逆子を治す方法は鍼灸と外回転術の2つです。どちらも治すのにいい方法ですが、僕なら鍼灸をお勧めします。まずは自宅でお灸をしてみてください。どうしても逆子を治したいなら、外回転術も鍼灸も試してみるべき。

ということです。

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