【日本逆子治療協会】逆子のお灸はどっちの足にするべき?

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。

 

 

今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。

 

逆子のお灸はどっちの足にするべき?

逆子のお灸はどっちの足にも行います。なぜなら、どっちの足にも行うほうが刺激量が多いからです。

 

どっちの足にも行うと効果的

お灸は刺激療法です。刺激量が多いほど効きます。なので、片足よりどっちの足にもお灸をしたほうが効きやすいです。それ以外にも以下のような方法で刺激量を増やすことができます。

  1. 熱くする
  2. 数を増やす
  3. 時間を増やす

 

刺激量が多いほうが効果が高いから、基本的にはどっちの足にもお灸はするべきということです。

 

逆子の研究ではどっちの足にする?

実際に逆子に対するお灸の効果を見る研究の多くは、どっちの足にもお灸をしています。どっちの足にもお灸をしたほうが効果が高いからです。

 

どっちの足にもしなきゃいけない?

重要なことは、どっちの足にもお灸をしたほうが、片足よりも効果が高いということです。つまり、片足だけでも十分に効果があります。片足は怪我をしていてできない人は「両足にやりたいのにできない、、」と不安に思うことはありません。そういう人は片足だけでも十分に効果があります。どっちの足にもやる方が効果が高いけど、無理して行う必要はないということです。

 

注意事項

注意事項として、無理して行わないようにしてください。今注意したのは、無理してどっちの足にも行わないようにということでした。それ以外も同じです。

  • 無理に熱くする
  • 無理に数を増やす
  • 無理に時間を長くする

 

これらは全て無理に行ってはいけません。

 

無理して行えば悪影響になることも

逆子はお灸で治りやすくなることは世界中で証明されています。また、お灸をしても妊婦さんに有害なことが起きないとも証明されています。ですが、無理して行えば悪影響が出てしまうこともあります。体調が悪い時に強い刺激を与えれば、それで悪影響が出てしまうこともあります。お灸をするときは、必ず自分の体調と相談しながら行ってください。

どっちの足にもお灸をすることは重要ですが、それ以上に体調管理の方が重要です。

 

おすすめのお灸

逆子のお灸におすすめのお灸は2つあります。ひとつは妊婦さんが自分でやりやすいもの、もうひとつは何度もやりやすいもの。詳しくは下記の記事で紹介しているのでそちらを読んでみてください。

 

【逆子お灸どっちの足?】まとめ

簡単にまとめると、逆子のお灸はどっちの足にも行うべき。なぜなら、お灸は刺激量が多いほうが重要だから。具体例として、研究の多くでどっちの足にも行っています。重要なことは、無理して行わないようにしてください。もし逆子を治したいなら、おすすめのお灸をしてみてください!

ということです。

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