みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。先日Instagramでこのような質問をいただきました。この記事ではこの質問にお答えします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
逆子を防止する方法
逆子を防止することはできない
逆子を防止することはできません。なぜなら、防止するにはお腹を張り続けさせる必要があるからです。
逆子を防止する条件2つ
- お腹にスペースがある
- 胎動がある
今回質問をいただいた方は逆子が治っています。つまり、逆子が治るだけのスペースと胎動があります。なら、逆子になるだけのスペースと胎動があることが考えられます。胎動とスペースをかなり減らさないと逆子になる可能性はあります。
胎動を減らして逆子を防止する方法
自律神経を乱すと胎動が減り逆子の防止になる
胎動を減らす方法は疲労することです。自律神経を乱せば乱すほど胎動は減ります。
仕事をしている時は胎動は減る
例えば、仕事をしている時は胎動が出にくいはずです。逆に家に帰れば胎動が出やすいはずです。そのように、仕事をしている最中など興奮している時は胎動が減り、リラックスしている時に胎動が出ます。なので、自律神経を乱していつでも興奮状態で常にイライラしているような状態になれれば胎動は出にくくなり逆子を防止することができます。
スペースを減らして逆子を防止する方法
お腹を張らせるとスペースが減り逆子の防止になる
スペースを減らすためにお腹を張り続けさせられる方法もあります。それは運動をし続けることです。寝ずにです。運動をするとお腹が張りやすくなります。正確には運動をしている間です。帰って休めば、胎動が出るしお腹の張りも良くなります。なので、運動し続けないとスペースを減らすことはできません。
逆子を防止する方法は妊婦さんの体調を悪くすること
どちらも妊婦さんを不調にさせる必要があります。それがいいとは思えません。
こんな理由があるから、僕は逆子を防止することはできないとお伝えしました。逆子を防止することはできませんが、また逆子になってそのまま出産を迎えないように防止する方法はあります。次はそれをお伝えします。
逆子のまま出産を迎えない
ように防止する方法
逆子のままにならないように防止する方法は安静にすること
また逆子になってそのまま出産を迎えないように防止する方法は、安静にすることです。母体が疲労をすると胎動とスペースが減ります。胎動とスペースが減った状態でも逆子になることがあります。36週以降に逆子になっている人を何人も知っています。もし逆子になった時に疲労をしていると、逆子のままになりやすくなってしまいます。なので、疲労しないように安静にしておくことが1番いい方法です。
母体が疲労をすると胎動とスペースが減る理由についてはYoutubeで説明しています。気になる方は見てみてください。
さかごと疲労の関係
逆子が治らないを防止するためにできること
疲労を改善し逆子が治らないを防止する。
疲労を改善する方法で言えば、母体が疲労をしないように鍼灸マッサージを受けることもオススメです。逆子が治らないと悩む妊婦さんの多くは疲労をしています。疲労をしていると逆子が治りにくいからです。僕のところへ来院した妊婦さんの多くは疲労をしています。
逆子が治らない妊婦さんの多くが仕事をしている
ちなみに、その疲労の原因の多くが仕事です。疲労をしている人は、逆子が治った後でも疲労をしているはずです。
逆子のままを防止するセルフケア
セルフケアでも逆子を防止できる
なので、その疲労を改善しておくことでまた逆子になった時に逆子のままにならないように促すことはできます。そのための鍼灸マッサージです。ですが、受けに行くのも大変ですし、料金も安くはありません。なので、セルフケアをお伝えしています。逆子を治すためのセルフケアですが、逆子を予防するためのセルフケアにもなります。
逆子を防止するセルフケア
お灸をすることで安産にもなる
お灸をすることで逆子になることはなく安産になると研究でわかっています。安産を目指したい方にはお灸もおすすめです。お灸については下記の記事でまとめているので読んでみてください。
逆子のお灸2種類について
逆子を防止する方法の「まとめ」
簡単にまとめると、逆子を防止する方法はありません。なぜなら、防止するためにはお腹を張らせ続ける必要があり、そのためには寝ずに運動をする必要があるからです。ですが、逆子のまま出産を迎えないようにするための方法はあります。それは疲労を改善することです。そのために鍼灸マッサージを受けたり、セルフケアをしてみてください!
ということです。