みなさんどーもこんにちは!さかごらぼの玉井です。以前にInstagram(さかごらぼ)でこんな質問をいただきました。この記事では逆子と便秘の関係をお伝えします。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech(逆子)」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
逆子と便秘の関係
逆子と便秘は間接的に関係がある
逆子と便秘は間接的に関係があります。というのは、逆子だから便秘になるわけじゃありません。間接的というのは、逆子のままになる原因と便秘の原因が同じだからです。
逆子と便秘の原因はどちらも自律神経
その原因というのが自律神経の乱れです。自律神経が乱れることで、逆子のままになります。また、便秘にもなりやすくなります。ひとつずつ説明します。
便秘と逆子と自律神経の関係
便秘の原因
便秘になる原因のひとつに、腸が動かないことがあります。腸がいもむしのように蠕動運動をして便を運ぶから、大便として排泄することができます。腸が動かず運ばないと排泄することはできません。
腸が動かない原因
その腸が動かない原因のひとつが自律神経の乱れです。自律神経と消化器(胃や腸など)は強く関係があります。自律神経が乱れることで腸が動きにくくなり便秘になりやすくなります。
逆子と便秘と自律神経の関係
逆子の原因
逆子のままになる原因の多くは胎動とスペースが少ないことです。胎動とスペースがあるから胎児は回転できます。ですが、それが少なくなることでさかごが治りにくくなります。
胎動が減る原因
胎動とスペースが減る原因の一つが自律神経の乱れです。自律神経が乱れて交感神経が優位になり、リラックスしにくくなると胎動が減ります。逆に副交感神経が優位になりリラックスできると胎動が増えやすくなります。それを妊婦さんは1日に2回体感できます。
胎動が増える時間
食事した時と夜寝る前です。その時間は副交感神経が優位になりリラックスするので必ず胎動が増えます。そのように胎動の量には自律神経が大きく影響するんですが、自律神経が乱れることで胎動が出にくくなってしまいます。
逆子の妊婦さんに便秘の人が多い理由
逆子も便秘も原因が同じだから
自律神経が乱れていることで、胎動が減り逆子のままになりやすくなります。また、自律神経が乱れることで、腸が動きにくくなり便秘になりやすくなります。
逆子の人は便秘に、便秘の人は逆子になりやすい
つまり、逆子の妊婦さんは自律神経が乱れている人が多く、便秘になりやすいです。便秘になっている妊婦さんは自律神経が乱れている人が多く、逆子のままになりやすいです。
逆子と便秘の間接的な関係の理由
原因が同じなので、逆子と便秘に関係があるように思えますが直接的な因果関係はありません。ですが、原因が同じなので間接的には関係があります。だから、僕なら逆子と便秘は関係があると言います。
- 自律神経の乱れ = 逆子
- 自律神経の乱れ = 便秘
- 逆子 = 自律神経の乱れ = 便秘
- 逆子 ≠ 便秘
逆子で便秘になる妊婦さんの実例
逆子の妊婦さんには便秘がとても多い
逆子治療に来院する妊婦さんには便秘になる人がとても多いです。多くの逆子の妊婦さんが便秘に悩み酸化マグネシウムを処方されています。逆子の原因、便秘の原因を考えても関係はありますが、実際にも逆子の妊婦さんは便秘の人が多いのも僕が主張する根拠の一つです。
逆子と便秘を治す方法
逆子と便秘を治すには自律神経を整える
もし逆子と便秘を改善したいなら、自律神経を整えることが大切です。自律神経は簡単に整えることができます。その簡単な方法を5つYoutubeでお伝えしているので、ぜひ見てみてください。
逆子が治るセルフケア
逆子を治すにはお灸が1番
その方法の一つに、お灸があります。逆子を治すためにはお灸が1番おすすめです。逆子を治す方法として、世界中の研究ですすめられるのがお灸です。そのお灸については下記の記事に記載しているので読んでみてください。
逆子のお灸2種類について
【逆子と便秘の関係】まとめ
簡単にまとめると、逆子と便秘は間接的に関係があります。なぜなら、原因が同じだからです。もし逆子を治したいなら、セルフケアとお灸をおすすめします。ということです。