みなさんどーもこんにちは！さかごらぼの玉井です。先日Instagramでこのような質問をいただきました。今回は横位の原因について説明します。
今回の記事の根拠には世界中で発表されている論文があります。逆子には科学的根拠がないとされていますが、発表されている研究や論文はたくさんあります。Google scalarで「breech（逆子）」と検索すると約10万件もヒットします。それにプラス僕が逆子治療をした約200例のデータを基にお伝えしていきます。
横向き(横位)の逆子は治りやすい？
横向き(横位)の逆子は治りやすい
横向きになっている逆子は治りやすいです。なぜなら、頭が上の逆子に比べて回転する必要がないからです。
横向き(横位)は回転する必要がない
頭が上の逆子は、180度回転する必要があります。ですが、横向きの胎児は90度回転するだけで大丈夫です。胎児が胎動で動くから逆子は治ります。逆子から頭位になのに比べて、横向きはあまり動く必要がないので逆子に比べて横向きは治りやすいです。
横向き(横位)の逆子が治らない原因
横向き(横位)の逆子が治らない原因は母体の疲労
横向きで逆子が治らない多くの原因は母体の疲労です。これは逆子が治らないのと同じです。母体の疲労で胎動とスペースが減り逆子が治りにくくなります。基本的には逆子はほぼ全てが自然に治ります。ですが、全体の5%は逆子のままになり帝王切開になります。その逆子のままになる原因の多くが母体の疲労による、胎動とスペースが減ることにあります。
横向き(横位)の原因の一つに子宮の中の要因も
もちろん器質的な要因、つまり子宮の中の要因が影響することもあります。
- へその緒の長さ
- 子宮の形
- 胎盤の位置
- 子宮筋腫
- 子宮奇形など
ですが、それ以上に母体の疲労が強く影響します。また、冷えは逆子の原因ではありません。詳しくは動画を見てみてください。
逆子が治らない原因
横向き(横位)の逆子を治す方法
横向き(横位)の逆子を治すセルフケア
横向きも逆子のひとつです。逆子を治すならお灸がいいです。世界中の研究で逆子を治す方法を研究されていますが、その研究者が奨める方法がお灸です。その研究の多くは妊婦さん自身でお灸をしています。研究の中には90%以上のさかごが治ったというものもあります。つまり、自宅で行うセルフケアで逆子は治りやすくなるということです。
横向きの逆子におすすめのお灸
棒灸がおすすめです。お灸と言えば据え置きのものを想像する人が多いですが、研究のほとんどで手持ちのものを使っています。もしお灸をするなら絶対に手持ちタイプの棒灸がいいです。その棒灸はAmazonや楽天市場で簡単に買うことができます。せんねん灸と比較した記事もあるのでそちらもみてみてください。
逆子のお灸２種類について
横向き(横位)の逆子はほぼ全てが自然に治る
横向きに限らず逆子のほぼ全ては自然に治る
重要なことは、逆子はほぼ全てが自然に治ると言うことです。また、横向きは逆子よりも治りやすいです。なので、そこまで心配する必要はないと思います。ですが、できることは早いうちからするべきです。早めにセルフケア を始めることをお薦めします。
【横向きの逆子の原因】まとめ
簡単にまとめると、横向き(横位)の胎児は頭位になりやすいです。なぜなら、回転する必要範囲が狭いからです。横向きが治らない原因の多くは疲労です。もし逆子を治したいなら、疲労を改善するためにセルフケアや鍼灸を受けることをオススメします。
ということです。