逆子の診断を受けた妊婦さん
逆子の診断を受けたけど、逆子になったら安静にしていた方がいいのかな…逆子は安静にしていた方が治りやすいの?
こういった疑問に答えます。
目次
- なるべく安静にしている方が逆子は治りやすいです。
- 具体的な逆子になった時の安静の仕方
実は逆子、逆子治療は科学的根拠がありません。
なぜ逆子になるのか、なぜ逆子治療で逆子が治るのか科学的に原因はわかっていません。
なので、私が施術をした「逆子が治った実例」を基に、私なりの仮説を解説していきます。
あくまで「個人の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。
実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。
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なるべく安静にしている方が逆子は治りやすいです。
最初に、この動画で一番お伝えしたいことは、「なるべく安静にしている方が逆子は治りやすい。」ということです。
なぜなら、疲労をすることで逆子が治りにくくなってしまうからです。
他の記事でも紹介していますが、逆子が治りにくい原因は「母体の疲労」と考えています。
実際に来院される逆子の妊婦さんは、ほぼ全て疲労しています。
もし、安静にせず動き回ってしまうことで疲労してしまうなら、逆子は治りにくくなります。
たまに、「毎日かかさず1時間以上歩いている。」という妊婦さんがいますが、それはやりすぎです。
運動量があまりに多いと、回復できずに疲労してしまいます
疲労がたまれば、腰やお尻の筋肉がこることで腰痛が出てしまったり、骨盤内の血流量に影響が出てしまい胎動が少なくなることも考えられます。
なので、なるべく安静にしている方が逆子は治りやすいです。
では、全く動かないでじっとしている方がいいんでしょうか?
それも違います。
ず~~っとじっとしているのも疲れてしまいます
例えば、車やバス、飛行機の中で睡眠した時、カラダが痛くなりますよね?「早く降りて、けのびしたい!」と思ったりもするはずです。
そんなふうにカラダが痛くなってしまうのは、動かないからです。
睡眠中に寝返りをうつのは、じっとしていないようにしているからです。
じっとしていたらカラダが固まってしまうので、寝返りを打ちます。
しかし、寝返りをうてない状態だとカラダが固まってしまうために、「動かしたい」という気持ちになります。
同じように、もし、家でず~~っとじっとしていればカラダは固まってしまいます。
たまには外に出てリフレッシュするのも大事です。
なので、カラダを動かすのも大事です。
つまり、安静というのは、「動かずにじっとしていること。」ではなく、「動きすぎて疲労しすぎない」ことです。
適度な運動は自律神経にもよく、妊婦さんのカラダにもいいです。
あくまで、「疲労するほど動かない」ということが大事です。
具体的な逆子になった時の安静の仕方
もう少し具体的にお話しします。
「疲労するほど動かない」というのは普通に日常生活を送ることです。
一日の中でずっと動かないということはありませんよね?
例えば、トイレに行ったり、お買い物に出かけたり、お友達とランチしたり、と動くはずです。
それくらいカラダを動かしていれば大丈夫です。
もし、とくべつ用事がなくずっと家にいる日があるならば、散歩がてら家の周りを一周するくらいしてもいいかもしれません。
妊娠前の運動量が多い妊婦さんは、「それだけではカラダがむずむずしてしまう」ということもあるかもしれません。
その場合は運動量を調節して、疲労しすぎないように運動できればいいと思います。
ただし、いずれの場合も不調がある時はゆっくり休んでください。
妊婦さんは適度な運動することが望ましいですが、必ずする必要はありません。
不調がある時はゆっくり休んで、体調が良くなったら少しづつカラダを動かしましょう。