【逆子が治った】治療例の紹介 #2

たまいたかあき

鍼灸による逆子治療を9年間 l 独自の研究で逆子治療を確立 l 鍼灸師/柔道整復師 l 逆子の正確な情報を伝えるために逆子の科学と統計を発信 l 逆子治療は千葉県で行っています。

 

本記事はこんな方にオススメです

♦︎ 逆子になったり治ったりくるくるしている

♦︎ 仕事が終わる時期に逆子になった

 

*実は逆子は科学的根拠がありません。

なぜ逆子になっているのか科学的に原因はわかっていません。

なので、僕は「逆子が治った実例」を基に、僕なりの仮説を解説していきます。あくまで「僕の考え」によるもので決して科学的な根拠はありません。

実例を基に逆子について説明させて頂いて、少しでも多くの逆子に不安を感じる妊婦さんの助けになればと思います。

 

目次

  1. ◯【逆子が治った】治療例の紹介 #2
  2. ◯今回の逆子が治った【3つの要因
    ・来院日が29週
    ・逆子がくるくるしている
    ・逆子の診断を受けてから来院まで2週間

【逆子が治った】治療例の紹介#2

今回の逆子の患者さんは治りました。【結論】

 

今回の逆子の患者さんは無事に治りました。

 

治ったことよりも、なぜ治ったのかが大事です。

 

いまこの記事を読んでいる方は、逆子がくるくるしていたり、今も仕事をしている方だと思います。なぜ治ったのかその要因を知ることで、今逆子に悩んでいる方はこれからどうするべきか、今自分は治りやすいのか?などがわかります。

いま逆子で悩んでいる妊婦さんの悩みを少しでも解決できればと思います。

 

今回の逆子が治った【3つの要因

来院日が29週

 

他の記事でも紹介しているように、逆子の治療も早期発見早期治療が一番です。

週数が早ければ早いほど治りやすいです。

 

 

上記のグラフは僕が今までに見た逆子の患者さんの統計グラフです。

29週までに来院される妊婦さんは全体の10%です。

このグラフから29週で来院することがどれだけ早いことかわかります。

 

また、僕が逆子治療をしている中で29週で来院した妊婦さんは、なんと100%治っています!(2020年3月現在)

 

33週までは比較的治りやすいです。

ですが、来院した週数が34週を超えてしまうとガクッと治る確率が減ってしまう傾向にあります。

 

これが全てではないので、遅くても治る方もたくさんいますし、他の要因もたくさん作用します。

あくまで一つの指標と捉えてください。

 

他の逆子が治りやすい要因についてはコチラ

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逆子がくるくるしている

 

逆子がくるくる回転している場合はとても治りやすい傾向にあります。僕が診た逆子の方の中で、逆子がくるくる回転している場合は100%治っています。

くるくるしていると治りやすいことについて僕の考えは、胎児がくるくるできるほどお腹にスペースがまだ残っているからです。

 

くるくる回転するにはスペースと胎動が必要です。

 

それらがあるから胎児はくるくるすることができます。

なので、逆子が治りやすいのだと思います。

下記は僕が今まで診たくるくるしていた逆子の患者さんの週数です。

 

 

注目していただきたいのはBさんFさんです。

 

同じ週数なのに逆子になったり治ったりくるくる回転しています。

また、最終的に治った週数は36週と37週とかなりギリギリに治っています。

特にBさんは帝王切開の5日前(36週)に逆子になりました。

 

すぐに連絡を頂いてその日に逆子治療をしたら、

2日後の帝王切開の3日前に無事に逆子が治ることができました。

 

上記の小見出しでは週数が遅いほど治りにくいと説明しましたが、くるくるしている場合はこのように例外になります。

なぜなら週数が進んでいても、くるくる回れるスペースがあるからです。

 

逆子の診断を受けてから来院まで2週間

逆子の時間

この妊婦さんは逆子の診断を受けてから2週間で来院されました。

27週で逆子の診断を受けて、29週で来院されています。

 

 

逆子の診断を受けてから来院までは短い方が治りやすいです。

僕が行った逆子治療の統計では3週以内は比較的治りやすいのがわかります。

 

また、4週を超えてからの来院だとぐっと治る確率が下がります。

 

なぜ早い方が治りやすいかは、きっとその間に疲労が蓄積するからだと僕は考えています。

 

僕が考える逆子が治らない原因は母体の疲労なんですが、逆子になって治らない時期が続いた妊婦さんはその時点できっと疲労しています。

実際に早い週数で来院された妊婦さんも疲労しています。

 

その時点で疲労しているのに、仕事や育児をしながら逆子に悩んで過ごしていればもっと疲労するのが想像できます。

疲労をすればするほど治りにくくなるので、逆子の診断を受けてから治療を始めるまでの期間は短い方が逆子が治りやすくなるのだと思います。

 

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